ファイルの追加や削除など、指定フォルダに変化があった際に通知してくれる監視ソフト。「HiFileWatcher」は、指定されたフォルダの状態を常に監視し、加えられた変更(更新)内容をユーザに知らせてくれるソフト。タスクトレイに常駐し、ファイル/フォルダの追加や削除またはリネームといった変更があったときに通知してくれる。あらかじめ設定した条件にしたがって、振り分けやリネームなどを自動実行させることも可能。リストからファイル移動先のフォルダを開くこともできる。動作ログをCSVファイルに保存する機能もある。
フォルダを監視するには、(1)監視対象とするフォルダを選択して、(2)追加されたアイテムに対する処理の選択と条件とを指定し、(3)「開始」ボタンを押せばよい。監視がはじまると、指定したフォルダの更新情報がリスト画面に表示される。
リストに表示されるのは「更新情報」「ファイル名」「更新日時」「フォルダ」の4項目。「更新情報」では追加、削除、リネーム、移動といった更新の種類を確認できる。「ファイル名」にはリネーム前後のアイテム名や、移動されたアイテム名と移動先フォルダなどが表示される。リストは、常に新しい更新が上になるように並べられる。
監視対象のフォルダに追加されたファイル/フォルダを特定の条件でフィルタリングし、移動やリネームといった処理を加えることも可能。指定できる条件は「ファイル種類」「ファイルサイズ」「ファイル名」で、「ファイル種類」ではファイルかフォルダ、または任意の拡張子を指定する。ファイルサイズでは、任意のサイズ以上/以下のいずれかを指定することが可能。リネーム処理では、ファイル名の先頭または末尾に2桁または3桁の連番か、処理実行時の年月日(yymmdd)または時分秒(hhmmss)を挿入できる。