独特な操作感覚を持つ疑似3Dアクションパズルゲーム。次々と出現する立方体のブロックを押したり、蹴ったりして移動させながら消してゆく。色のついた立方体のブロックを並べて消してゆく
「COLK-CUBE」は、最大2段に重なる立方体のブロック(キューブ)を移動させ、色を揃えて消すアクションパズルゲーム。指定された数のブロックを制限時間内に消すことでレベルアップし、制限時間を延長できる。ブロックの間をジャンプしてすばやく移動しながら、効率よく色を揃えるのがゲームのポイント。自キャラの移動に合わせて視点が変化したり、自キャラをジャンプさせてブロックの上に乗ることができたりなど、3Dゲームならではの要素も楽しい。
ゲームのフィールドは7×7のマス目で区切られ、マス目の上にぴったり合うサイズのブロックが、時間の経過につれて次々と出現する。ブロックには色がついており、同じ色のブロックを3個以上接触させると消すことができる。画面右端に表示された「REST」の数以上のブロックを制限時間内に消すことが目標。目標を達成するとレベルが上がり、制限時間も延長されて、新たな「REST」の数が与えられる。
ブロックはフィールド上だけではなく、ブロックの上にも積み重なって出現する(最大2段まで)。画面の右端には小さなマップが上下に二つ表示され、上のマップでは2段目のブロックの場所と色が、下のマップでは1段目のブロックの場所と色が示される。プレイヤーは二つのマップを参考にしながら、重なって見えない位置にあるブロックを把握して消してゆく。
ジャンプして乗り越えたり、蹴って滑らせたりして、効率よくブロックを並べ替えよう
操作はキーボードで行う。自キャラは、チェスのポーンのような形状をしており、カーソルキーを使ってマスの上を前後左右に移動させることが可能。【X】キーでジャンプし、カーソルキーと組み合わせることで、ブロックの上に飛び乗らせることもできる。
自キャラがブロックと密着すると「PUSH」の文字が表示される。この状態で接したブロックの方向のカーソルキーを押すと、ブロックを押して動かすことができる仕組み。縦に2個積み重なったブロックをまとめて押すことも可能。ただし、水平方向に2個以上並んだブロックをまとめて押すことはできない。
同じく「PUSH」の文字が表示された状態で【Z】キーを押すと、ブロックを蹴ることができる。蹴られたブロックは、ほかのブロックとぶつかるか、フィールドの端に到達するまで直進する。2段に積み重なったもののうち下のブロックを蹴ると、蹴られたブロックは直進し、上のブロックはだるま落としのように真下に落下する。このときも水平方向に2個以上並んだブロックは、蹴って動かすことができない。そのほか、【Q】/【E】キーで視点を左右に90度回転させることも可能だ。
消えはじめたブロックと同じ色のブロックを接触させることで、連続消しが可能
ブロックの色は、最初のうちは青とオレンジの2色のみ。レベルが5になるとピンク色のブロックが追加され、その次は緑といった具合に、レベルが5上がるごとに出現するブロックの色が増える。
ブロックが揃ってから実際に消えるまでには4秒ほどの時間がかかり、消えている途中のブロックに同じ色のブロックをくっつけることで、追加したブロックも連続して消せるようになっている(連続して消すと得点も多く入る)。ユニークなのは、消える前のブロックを押して同じ色のブロックにくっつけると、ブロックの数に関係なく、そのブロックも消えること。条件を成立させるのはちょっと面倒だが、重要なテクニックのひとつだ。
自キャラの色の変化もおもしろい。ステージ上に最も多く存在するブロックの色と同じ色に変化するので、それを参考にして、消すブロックを決めるのもよい。