集中力を高めて作業の効率化を図れるよう、作業時間と休憩時間の終了時にアラーム通知してくれるタイマ。作業時間の記録機能も備える。「StudyTimer」は、ユーザの作業への集中を支援するため、
の二つの機能を中心に作成されたソフト。1時間を48分と12分に分け、作業と休憩を繰り返すことで作業効率が向上するという理論(「The Power of 48 Minutes」、日本語解説「集中力を高める 48分:12分 時間活用法」)を実践することが目的。作業は複数を登録・管理できる。通知・記録機能のほかにも、カウントダウンタイマ機能や目覚まし機能が用意されている。設定項目は豊富に用意され、画面の表示方法や通知方法などを好みに応じて細かくカスタマイズすることが可能だ。登録できる項目は作業時間と休憩時間、作業名、カテゴリ。登録済みの項目を作業開始時にリスト上でクリックすることによって作業時間のカウントがはじまり、指定時間後に終了通知が行われると同時に、休憩時間のカウントが開始される仕組み。休憩時間が終了すると再び通知される。通知はメッセージや音声などで行われる。
カテゴリは「仕事」「学習」など、任意のものを作成することが可能。作業時間と休憩時間はそれぞれ48分と12分が推奨されているが、自由に変更できる。項目は複数を登録することができ、登録した項目はメイン画面に一覧表示される。
実行中の項目はメイン画面のほか、ミニウィンドウでも確認できる。ミニウィンドウには、作業名(休憩時間の場合は「休憩」と表示)と時間が表示され、メイン画面を最小化していても常に現在の状態を確認できるようになっている。
作業時間と休憩時間は、項目ごとの回数や累計時間が集計データとして記録される。データは一覧表示で確認することが可能。集計単位を日、週、月、年などから選べるほか、期間、カテゴリ、項目名で絞り込んで表示させることもできる。クリップボードに集計データをコピーすることもでき、行と列を入れ替えたり、スペースで列を揃えて表示させたりといったことも可能だ。
オプションでは、作業終了、休憩終了、カウントダウンタイマ、目覚ましの通知方法を「通知メッセージ」「(×秒後に)自動クローズ」「Beep音を鳴らす」「wavを再生」などから選択・設定することが可能。ミニウィンドウ表示のON/OFFや透明度、総計時間をリセットするタイミングの設定などもできる。