どこかユルくて、奇妙でムチャクチャな10人のキャラクタが大暴れする、愉快痛快な対戦アクションゲーム。ボーナスステージや乱闘ステージも用意され、ハチャメチャな展開が楽しい。クセのあるユニークなキャラクタによる壮絶(!?)なバトル
「宇宙一決定戦」は、天然大ボケ侍や異星人、忍者少女、カラクリ力士など、いずれ劣らぬ個性的な10人のキャラクタが、“宇宙一”の称号を賭けて激突する対戦アクションゲーム。キャラクタの持つ技や能力を駆使して戦うだけでなく、ステージ上にランダムに落ちてくるアイテムを奪い合うという、エキサイティングな要素が追加されている。
対戦に使用できるキャラは10人。
- 一見、普通の少年のようだが、不可能を可能にし、無敵で最強、不死身ともいわれる「公事方 御定書」
- みんなから馬鹿にされる、7人兄弟の長男でハゲの宇宙人「ドジョロー」
- もとは人間らしいが、何かの呪いで異星人のようになってしまった「ピーナッツ」
- 時空を操る不思議な能力があり、アナザースペース学園科学部部長でもある異星人「なまご」
- 母がアメリカ人であるにもかかわらず、英語が不得意で英検5級に何度挑戦しても合格できない「プリオ」
- 「ミチル見参!」シリーズでおなじみの、腕は立つが天然大ボケ侍の「ミチル」
- 魔物退治を仕事とする剣の達人「長十郎」
- 無表情で恐ろしい毒舌を呟く忍者少女「雀」
- 武者修行中のドジでマヌケなへっぽこ少年「茶ノ介」
- 高度な技術によって作られたカラクリ力士の「ドスコイダー」
いずれも作者・あさソンさんの制作した、さまざまなゲームのレギュラーメンバーだ。ガード不能攻撃や反撃防止技など、多彩な攻撃技を駆使して敵を倒せ
操作はキーボードまたはジョイスティックで行う。使用するのは、8方向のレバーと「A」「B」「C」「PAUSE」の各ボタン。キャラクタの移動は、左右レバー(連続2回でダッシュ)で行う。レバーを上または斜め上に入れるとジャンプ、ジャンプ中にさらにジャンプを入力すると2段ジャンプ、下方向でしゃがむ。そのほか、「ガード」は地上で「C」ボタン、「回避」は空中で「C」または地上で「↓」+「C」、投げは「←」/「→」+「C」となっている。対戦格闘ゲームではおなじみの操作体系だ。
攻撃技は「通常攻撃」「必殺技」「超必殺技」「超攻撃」「ドタキャン」の5種類。「超攻撃」は、一瞬の無敵状態とともに繰り出されるガード不能の攻撃。「ドタキャン」は、必殺技発動後の隙をなくすための技。必殺技の終わり際に発動させれば、敵からの反撃を防ぐことができる。超必殺技、超攻撃、ドタキャンは、画面上部の「スペシャルゲージ」を消費することで発動できる。スペシャルゲージは通常攻撃や必殺技を繰り出すことで増え、最大2本分までためることができる。
お助けアイテムを上手に使ってライフを回復し、敵を攻撃しよう
対戦中に空中から降ってくる「お助けアイテム」をいち早く確保し、上手に活用することも重要。お助けアイテムには、ライフゲージを回復する「桜餅」「ケーキ」、スペシャルゲージを回復する「牛乳」「抹茶」、中からランダムに「魔物」が1体出現し、開けたキャラクタの味方をしてくれる「魔物箱」の5種類がある。
「魔物箱」から出てくる魔物は6種類。敵に向かってピョコピョコ跳ねて体当たりする「ガマ」、画面全体に雨を降らせ、敵にダメージを与える「てるてる太郎」、敵に向かって2回強烈な突進をする「暴れ大イノシシ」、溶けて広がり、触れた敵を一定時間硬直させる「スライむ」、二手に分かれて移動し、トゲで攻撃する「ウニオクリオ兄弟」、敵に向かって最強のメロメロン波を放つ「ネジメロンクロス」だ。
ゲームモードは、CPUと対戦する「ストーリーモード」と、プレイヤー同士で対戦する「VSモード」の2種類。「ストーリーモード」では挑戦者5人を倒すと「決勝戦」となる。また、対戦の合間に「ボーナスステージ」「乱闘ステージ」の2種類のイベントステージも発生する。
「ボーナスステージ」は序盤に登場し、障害物に触れてライフが0になる前に、全部で6個あるこけしをすべて吹っ飛ばせるとミッション成功。「乱闘ステージ」は終盤で、兄の名前を騙りながら「ドジョロー」の弟たち6人が突然、大会に乱入してくる。弟たちは3人1組で襲ってきて、1人倒されると新たな1人が乱入してくるという、非常に厳しい戦いが展開される。