無限に自動生成されるロゴから気に入ったものを採集できるソフト。採集したロゴの持つ遺伝子から、また新たなロゴが生成される。「Bisca / LiveCraft LOGO」は、ロゴの持つ遺伝子から新たなロゴが進化し、生成される様子を楽しむ“アートゲーム”。プラグイン形式のため、動作にはホストプログラム(「LiveCraft Artgames」または「Adobe Photoshop」とその互換ソフト)が必要。採集したロゴは、ホストプログラムに読み込んで保存できる。
「Bisca / LiveCraft LOGO」では、ロゴは「植物」に擬して扱われる。そのためユーザはまず、ロゴにする文字列とともに「品種」と「亜種」を指定する(実際には「Bisca」自体がひとつの品種のため、亜種を指定することになる)。「Bisca」の持つ亜種は、
- 白黒デザインの「Monochrome」
- 平面的デザインの「Flat」
- 平面的デザインでプレート付きの「Flat Plate」
- 立体的デザインの「Solid」
- 立体的デザインでプレート付きの「Solid Plate」
の5種類。このほかに、ユーザが採集した標本を亜種として登録することもできる。文字列および品種・亜種の指定後に「フィールドワーク」に出ると、指定した「亜種」にしたがって、ロゴが自動的に生成される仕組み。ここで気に入ったロゴを採集する(「標本箱」に入れる)と、採集したロゴの持つ遺伝子によって進化したロゴが生成される。複数のロゴを採集している場合は、新しく採集したロゴの遺伝子が優先される。
生成されるデザインでは、位置や配置、ライティング、影、使用するフォントなどを設定することが可能。文字やプレート、形、配置、塗装、色、質感といった要素を固定することもできる。さらに、外部の画像をデザイン中にクリップして取り込んだり、文字やライティングを変化させてアニメーション化したりもできるようになっている。
採集した標本は、保存しておくことが可能(上述したように、標本を亜種として登録することもできる)。「Bisca / LiveCraft LOGO」そのものにはロゴを画像として保存する機能はないが、ホストプログラムに送ることで、ホストプログラムで編集・保存を行える。