コンピュータウイルス検出率99.9%※を誇る、総合セキュリティ対策ソフトの新バージョン。「G DATA インターネットセキュリティ 2009」は、ウイルス対策、スパイウェア対策、迷惑メール防止、不正アクセス防止、フィッシング詐欺防止、有害サイト閲覧のブロックなど、インターネットを使用する上で考えられるさまざまな危険からパソコンを保護してくれるセキュリティ対策ソフト。2種類の定義ファイルを併用してウイルスを検出する「ダブルスキャンエンジン」を搭載するのが特徴で、
- アジア地域で流行するウイルスと新種のウイルスに強い「レッドワクチン」
- 欧米のウイルスや亜種に強い「イエローワクチン」
が互いを補強し合うことで、高いウイルス検出率を実現する。新バージョン「2009」では、ウイルス検出機能が強化されたほか、スキャン速度の向上も図られた。2回目以降のスキャンを高速にする「フィンガープリンティング」と、マルチコアCPU環境でのマルチスレッディングに対応した「パラレルスキャン」により、スキャン速度が最大5倍(旧バージョン比)になった。さらに、近年被害が拡大しているUSBメモリからのウイルス感染にも対策が施された。USBメモリをはじめとするリムーバブルメディアからパソコンへのデータのやり取りを監視し、ファイルのコピー時に自動的にスキャンが実行される。
迷惑メール防止機能では、メールの文面からスパムかどうかを自動的に判定・学習する機能を搭載する。英語、ドイツ語、フランス語、中国語など、10ヵ国語のメールを言語で選択してブロックすることも可能だ。
不正アクセスや侵入を防止するファイアウォールでは、公衆無線LANなどでも安心して利用できる「ステルス」機能が用意されている。他のパソコンからは存在がわからないようにすることができ、アタックされる心配がなくなる。ファイアウォールの強度は4段階から選択・設定することが可能。さらに、オンラインゲームなどの通信を自動的に判定し、ゲームに使われる通信を妨げない状態でパソコンの安全を確保する「オートパイロット」機能が新たに追加された。
フィッシングサイトなど、パソコンに被害を及ぼす悪質なWebサイトを自動的にブロックするWebフィルタリング機能もある。VBScriptやJavaアプレット、ActiveXコンポーネント、Flashなど、動的なHTTPプロトコルを使用するWebコンポーネントを動作させないように設定できる。
そのほかにも、
- ブラウザに勝手に記録されるWeb閲覧履歴やアカウントやパスワードなどの消去機能
- 子どもに望ましくないサイトを表示させないようにできるペアレンタルコントロール機能
- 時間帯によりインターネット接続を規制する機能
など、多彩な機能を備えている。※ComputerBild 2008年8月調べ