Vector： LB パーティションワークス12

ベクターパスポートとは？

パソコンソフトを探すなら「Vector」: ソフトライブラリ; PCショップ; QuickPoint; ベクターサイン; 起業支援

ショップで検索

その他のコンテンツ: ちょい読み!; コミック; SELECTION

新着ソフトレビュー

2009.01.22

Vectorトップ > ライブラリ > LB パーティションワークス12

このソフトをダウンロード・購入する

LB パーティションワークス12
CD起動時の環境がWindows PE 2.0になった“定番”パーティション操作ソフトの新バージョン

■Windows Vista/XP/2000　　■製品：試用不可


	メイン画面。わかりやすいインタフェースは前バージョンのものを踏襲する
	◎そのほかのスクリーンショットパーティション結合ウィザード。二つのパーティションを結合して、容量を広げることもできるバックアップウィザード。簡単な操作で圧縮バックアップを取れる

ウィザードを採用し、簡単に扱うことのできる“定番”パーティション操作ソフトの新バージョン。

「LB パーティションワークス12」は、ハードディスクの領域を複数に分けるパーティションに対して容量の拡大・縮小といったサイズ変更、複数のパーティションの結合やひとつのパーティションの分割などの操作を行えるソフト。「LB パーティションコマンダー11」の後継にあたり、CD起動時の環境が従来のLinuxベースのものからWindows PE 2.0に変更になった。

パーティションの操作では、拡大・縮小、結合・分割のほかにも、FAT16⇔FAT32、FAT16/32⇔NTFSといったファイルシステムの変換や、基本パーティション⇔論理パーティション、ダイナミックディスク⇒ベーシックディスク（シンプルボリュームのみ）といったパーティション種別の変換も可能。分割や結合などでパーティションの容量が変化する場合でも、必要に応じて適切なファイルシステムを選択できる。さらに「空き領域の移動」ウィザードを使えば、パーティションを縮小して発生した空き容量をひとつの場所に移動し、これらをまとめてひとつのパーティションにすることも可能だ。

ハードディスクの内容を丸ごと別のハードディスクにコピーしたり、パーティションの内容を1ファイルにまとめてバックアップしたりすることも可能。「シンプルバックアップ」ウィザードで簡単にバックアップを取れるようになっている。さらに、バックアップイメージを検証したり、バックアップイメージからファイルを抽出したりといったことも可能だ。

対応するハードディスクはIDE/EIDEやシリアルATAのほか、USB、IEEE 1394、SCSIなど。他の同種ソフトではほとんどサポートされていないSAS（Serial Attached SCSI）ハードディスクにも対応する。

ハードディスクにインストールせず、CDから直接起動してパーティション操作を行うことも可能（別に起動用CDを作成しておく必要がある）。何らかの理由でパソコンが起動しなくなったときも、CDからマスターブートレコードの修復などを行い、問題を解決できる。「LB パーティションワークス12」からは、CD起動時の環境が（Linuxベースのものから）Windows PE 2.0に変更になった。

ソフトライブラリからのおすすめソフト

不要なアプリケーションを跡形なく消去できる、使いやすいアンインストール支援ソフト
「GeekUninstaller」

実際のフォルダ構造にかかわらずファイルをわかりやすく分類・管理し、すばやく参照できる
「dINDEX.2」

64bit OSに完全対応。ハンターモードの改善なども図られた“強力”アンインストーラの新バージョン
「Revo Uninstaller Free」

シンプルなデザイン、軽快な動作、カスタマイズ自由度の高さが特徴の高機能メディアプレイヤー
「RE PLAYER」

日付ごとの出来事や予定などを“1行文章”でサッと書き込めるカレンダー＋メモ帳ソフト
「出来事帳」

reviewer's EYE

ハ「ードディスクをパーティション分けして使用するのがよいか、それとも全容量をひとつにまとめて使用するのがよいか」は、どうも数年ごとに流行が変化するようだ。Windows XPより前は、パソコンの環境やOSの機能制約などにより「××GB（ギガバイト）の壁」といった容量の限界があったので、ハードディスクを分割して使用することは必然であった。だが、やがてそうした制限が撤廃されると、今度は大容量のハードディスクであっても1パーティションで使用することが主流になってきた。

ところが最近になってまた、ひとつのハードディスクをパーティション分けして使用する使い方がやや盛り返して来たように思える。「TB（テラバイト）」クラスのハードディスクがごく当たり前になってきたためだ。これほど大きなディスクだと、仮にパーティション分割しても一つひとつのパーティションは十分過ぎる容量になったし、あまり大き過ぎるパーティションではファイルシステムの管理領域のオーバヘッドもバカにならない。つまりハードディスクの大容量化により、パーティションを分割する使い方のメリットがまた大きくなってきたのである。

使い方を変更するには、パーティションを増やしたり、減らしたりといった操作が必要となるが、ファイルシステムが大容量化した昨今、こうした変更を行うだけでもかなりの手間だ。昔に比べてはるかに大容量のデータを移動したり、コピーしたりしなければならないからだ。

「LB パーティションワークス12」は、まさにそんな状況の変化にタイムリーに対応するソフトだ。基本機能であるパーティション操作はもちろん、パーティションデータのコピーや事前のバックアップなども一括して登録・実行できるからだ。低価格化した大容量ハードディスクへの移行やOSの移行などを考えている人にとっては必須のソフトだ。

（天野司）

ソフト作者からひとこと

「LB パーティションワークス12」は、シェアNo.1^※を誇るパーティション操作の定番ソフト「LB パーティションコマンダー11」の後継バージョンで、今回より製品名が変更になりました。

※パーティション操作ソフトにおいて「パーティションコマンダー（バンドル版も含む）」のシェアは51%（販売金額ベース）。BCNランキングをもとに自社調べ（調査期間：2008年11月）

新バージョンでは、CD起動の環境がこれまでのLinuxからWindows PE 2.0対応になりました。CD起動時の操作画面が、Windows上での操作画面と同じになり、使いやすさが大幅に向上したほか、ユーザ自身でドライバの追加が可能になり、新しいチップセットなど最新の環境にもいち早く対応することが可能になりました。

これまで通り、ウィザードによる操作のしやすさはそのままで、ご好評いただいている簡単図解ガイドの公式ガイドブックも引き続き付属します（ダウンロード版はPDFです）。さらに、パーティションの操作前には「シンプルバックアップ」を使い、バックアップも取ることができます。ユーザの方には一番安心して使っていただけるパーティション操作ソフトだと思います。

「LB パーティションワークス12」の基本機能
基本機能としては、

データを削除することなく、パーティション操作の実行
パーティションの作成、削除、フォーマット、サイズ変更、移動、コピー、結合、バックアップ
豊富なウィザードによる、簡単なパーティション操作
ハードディスクイメージを見ながらパーティションを操作
CD起動によるパーティション操作
ファイルシステムの変換機能
FAT16⇔FAT32、FAT16/32⇔NTFS、基本パーティション⇔論理パーティション、ダイナミックディスク⇒ベーシックディスク（シンプルボリュームのみ）
さまざまなハードディスクへの対応
IDE/EIDE、SCSI、SAS、シリアルATA、USB、IEEE 1394へ対応
BigDrive対応（2TBまで動作確認済み）
LB パーティションワークス12公式ガイドブック（PDF）

などがあります。

おすすめの使い方
「LB パーティションワークス12」は、さまざまなシーンで使うことができます。そんな一例をご紹介します。