マウスを使って、毛筆文字や毛筆画を書けるシミュレーションソフト。筆の太さを変えたり、朱筆や修正筆(白筆)にしたりもできる。「マウスで書」は、デスクトップ上で手軽に書道風の毛筆文字を書けるソフト。表示される“半紙”の上でマウスをポイントし、そのままドラッグすることで筆のタッチで書けるようになっている。かすれや滲みも表現でき、リアルなタッチの筆文字を再現できる。
半紙や筆、墨に関して設定できる項目は多彩。
- 半紙のサイズ:横と縦をpixel値で指定する。全画面指定も可能
- 筆の種類:極太筆、太筆、細筆、朱筆、修正筆(白筆)
- 墨色の濃さ:筆初色がどの濃さか(0〜256の数値で指定する。小さいほど濃い)、筆末色がどのくらい薄くなるのか(筆初色に加算する値)
- 筆のにじみの有無
などを指定することが可能。さらに、オプションで透明度のある「フェルト筆」を選択することもできる。フェルト筆では、透明度(20/40/60%)を設定することも可能だ。作品に落款を捺印したり、額縁を付けたりすることも可能。落款は、使用する文字(全角文字で縦2×横2)とサイズ(大/小)を指定し、半紙の任意の位置にスタンプの要領で捺印できる。額縁は、白木や木目、任意のカラーの枠を設定できるほか、サイズ(枠の太さ)は3段階から選べる。額縁を二重、三重に設定することも可能だ。
作品を印刷したり、ファイル保存したりすることもできる。保存可能な形式はJPEG/BMP。ファイルへの保存時にはトリミングも行える。