対戦格闘ゲームの人気作10作品のシステムとキャラクタが揃った“オールスター対戦格闘ゲーム”の第二弾。人気対戦格闘ゲーム10作品のシステムとキャラクタをこれ一本で
「プロジェクト2D ClassX」は、夢のオールスター格闘ゲーム「プロジェクト2D」シリーズの第二弾。「2D格闘ツクール2nd」で作成された、作者の異なる人気格闘ゲーム10作品のキャラクタとシステムを一本で楽しめる。登場するプレイヤーキャラは総勢18名。前作「格ツクコンチェルト プロジェクト2D」に比べ、新たに1グルーブ(各作品の操作性)、1キャラクタが追加されている。さらに、前作ではボスキャラクタだった「ニクス」をプレイヤーキャラとして使えるようになった。参加(出身)作品とキャラクタ、グルーブの内訳は、
となっている。ゲームモードは、コンピュータと対戦する「ストーリーモード」、好きなキャラクタをひとりずつ選んでプレイヤー同士で対戦する「対戦(シングル)」、最大4人ずつ選んでプレイヤー同士で対戦する「対戦(チーム)」の3種類が用意されている。ユニークな敵キャラと1対多数の戦いをする「EXTREME」コースも新設
ストーリーモードには「EASY」「NORMAL」「HARD」「EXTREME」の4種類のコースが用意されている。「EASY」「NORMAL」「HARD」は、ゲームのルールは同じだが、ステージ数と難易度が異なる。「EASY」は、初心者が練習するのに適したコース。全6ステージと短く、難易度も低い。「NORMAL」は全10ステージ。敵キャラがそこそこ強い状態からはじまり、ステージが進むごとに難易度がアップする。「HARD」も全10ステージだが、はじめからコンピュータキャラのレベルが最高の状態となっている。対戦順も「NORMAL」とは異なる。
「EXTREME」は今回、新たに追加されたコースで、全5ステージ。他のステージのように1対1ではなく、複数の敵が一度に登場する。全ステージとも1ラウンド勝負で、ボスキャラを倒すとステージクリア。「EXTREME」では、プレイヤーキャラは他のコースと同じだが、敵キャラは「しかばね」「超級HANDS」「カクカク君」など、すべて「EXTREME」限定のものとなっている。
「EXTREME」コース以外のストーリーモードのルールは、時間無制限の3ラウンド勝負。2本先取した方が勝者となる。対戦(シングル)モードでは、オプションで設定されたラウンド数をどちらかが勝利することで、勝敗が決する。制限時間内に勝負が決しなかった場合は、残っている体力の多い方が勝ち。それでも差がつかなかった場合は引き分けとなり、双方ともに勝利マークが付く。対戦(チーム)モードでは、倒されたキャラは次のキャラと交代し、どちらかのチームのキャラがすべて倒された時点で勝敗が決定する。
対戦モードでは、シングルはラウンド数を1から9まで、またチームは人数を1から4までで変更できる。そのほか、背景のグラフィックや制限時間(0〜99まで。0が無限)を変更することも可能。背景を「トレーニングステージ」にすることで、キャラクタの体力を全回復させたり、スペシャルゲージを全回復させたりできるトレーニングステージならではの機能を使い、技の練習をすることも可能だ。
「グルーブセレクト」を使って、使用キャラの使い勝手を自分好みに調節できる
操作は、キーボードとジョイスティックに対応。6ボタン制が採用されている。Aボタンで小攻撃、Bボタンで中攻撃、Cボタンで大攻撃が基本。Dボタンは、グルーブ固有の特殊動作・特殊攻撃を発動する。内容は、魔法攻撃、ガードキャンセル、ブーストダッシュ、フィニッシュブロウ、前転・後転などの補助的なものから決め技まで、グルーブによってさまざま。移動キー(【F】:左/【H】:右/【T】:上/【B】:下)と組み合せて入力するものや、特定条件下でのみ発動するコマンドも多い。Eボタンは、A+B同時押しに相当するボタンで、投げ技を発動する。FボタンはB+C同時押しに相当。「ふっとばし攻撃」「打ち上げ攻撃」「超攻撃」と、グルーブによって内容が変化する。
ガードは移動キー後ろ方向(空中ガードあり。必殺技などはガードしても体力を削られる)。移動キー上/前斜め上/後斜め上でジャンプ。ジャンプ時に一瞬移動キー下を押してからジャンプすることで大ジャンプになる。移動キー前方向2回押しではランまたはステップ(グルーブによる)。そのほかにも、空中受身やダウン回避といった操作が可能だ。以上が全キャラクタ共通の操作だが、これ以外にも使用するキャラクタごとに異なる必殺技のコマンドが多数用意されている。
同じ操作でも、グルーブによってキャラクタの動作が異なるのが「プロジェクト2D」の特徴。出身の異なる各キャラクタの持ち味を生かしたものだが、それだけでは終わらない。ストーリーモードのキャラ選択後や、対戦モードのラウンド1開始前にグルーブを選ぶことで、使用するキャラの出身タイトルとは無関係に操作体系を変更できる(グルーブセレクト機能)。これにより、FボタンやDボタンで発動する攻撃や動作が変化するほか、可能な攻撃、防御、行動、コンボの組み立て、必殺技の威力、ゲージ消費量なども変化し、キャラクタの使い勝手が大幅に変わってくる。