Windowsの「特殊フォルダ」をリストから選択して開いたり、「特殊フォルダ」へのパスを一覧表示したりできるソフト。「特殊フォルダ検索ツール」はその名の通り、Windows上で特別な働きをする「特殊フォルダ」を検索し、簡単にアクセスできるようにしてくれるソフト。リストに表示された特殊フォルダから目的のものを選択し、ボタンをクリックするだけで瞬時に開くことができる。特殊フォルダのパスを「メモ帳」などで一覧表示させることも可能だ。
「特殊フォルダ」は、不要なファイルを一時的に待避しておく「ごみ箱」や、IEの「お気に入り」に登録されたインターネットショートカットが格納されたされたフォルダなど、Windows上で特別な働きをするフォルダのこと。特殊フォルダに関する知識がないと、フォルダの実体(実際にどこの場所にある何というフォルダなのか)がわかりにくいが、「特殊フォルダ検索ツール」を使えば簡単にアクセスできるようになる。
リストで選択できる特殊フォルダは数多い。「デスクトップ」「ごみ箱」「スタートアップ」「送る」など、計44の特殊フォルダが並ぶ。「デスクトップ」と「デスクトップ【すべてのユーザ】」のように、アクセス権限に応じた特殊フォルダも個別にリスト表示される。
使い方は簡単。ドロップダウンリスト「特殊フォルダの選択」で目的の特殊フォルダを選択し、「開く」ボタンをクリックするだけでよい。これだけでリストで選択した特殊フォルダが開かれる。リストで特殊フォルダを選択すると、画面下段の「パス」エリアには、当該特殊フォルダのパスが表示される。
画面には「開く」のほかに、「パス一覧」ボタンも用意され、リストで選択可能な特殊フォルダへのパスを一覧で確認できるようになっている。