雪だるまに雪玉を投げつけて戦う3Dアクションゲーム。四つのステージを駆け回り、雪だるまを倒してゆく。「ハントスノー」はその名の通り、雪だるまを狩ることが目的のシューティングアクションゲーム。プレイヤーはじりじりと詰め寄ってくる雪だるまをかわしながら、雪玉を投げて攻撃する。用意されたステージは「雪合戦」「神社の階段」「氷の島1」「氷の島2」の4種類。ステージ上に現れる雪だるまをすべて倒せば、ゲームクリアとなる。
操作はキーボードまたはゲームパッドで行う。カーソルキーで横移動や前進、しゃがみ込み、【Z】キーで攻撃、【X】キーでジャンプを行える。
ゲームは「雪玉を敵に命中させる」だけのシンプルなものだが、プレイにはちょっとしたコツがある。雪だるまが遠くにいるとき、雪玉はプレイヤーキャラの前方にしか飛ばない。しかし、敵が一定距離まで近づくと、1体の敵に赤いホーミングマークが表示され、雪玉は自動的に照準が当てられた雪だるまに向かって飛んでゆく。
敵を確実に倒すには、敵に近づけばよいのだが、あまり近づきすぎると、今度は雪だるまが体当たりをしてくる。雪だるまに触れると画面左上の「LIFE」ゲージが減り、ゼロになるとゲームオーバー。雪だるまは、3個の雪玉を当てないと倒せない。また、プレイヤーキャラはあとずさりすることができない。
回復アイテムも用意されている。失われた体力は、ステージ上に点在する「カイロ」を使って回復させることができる。
雪玉は弧を描いて落ちるため、遠くに玉を飛ばすには、できるだけ敵よりも高い位置にいた方がよい。逆に、敵が高い位置を占領してしまった場合は、プレイヤーキャラに向かってジャンプで体当たりしてくる。しゃがみ込んで避けることになるが、地形を利用した戦い方ができるのも、ゲームの特徴のひとつになっている。
「雪合戦」「神社の階段」の各ステージでは、さまざまな障害物の上にジャンプして乗ることが可能。雪だるまが届かない高さの障害物に乗ってしまえば攻撃されないので、安全にゲームを進めることができる。ただし、高い位置から敵に雪玉を当てるのは意外に難しく、「ゲームを効率的に進める」というよりは「いろいろな場所に登ること自体を楽しむ」という側面が強い。複数の障害物を使えば、意外な場所に登ることも可能だ。時間制限はなく、ステージ内のいろいろな場所を探検して楽しめる。