さまざまな角度から「きょうの出来事」を記録・管理できるスケジュール管理ソフト。ちょっとしたメモを残したりすることも可能。「LifeMemo」は、予定やToDoリストの管理機能を中心に、日記や備忘録からアルバムまで、多彩な機能が搭載されたユニークなスケジュール管理ソフト。起床・就寝時刻や体重、血圧といった健康管理や食事の献立管理、運動量の管理なども可能。服用している薬の管理も可能で、個人の生活全般を記録・管理できる。冠婚葬祭や歳時記、撮影した写真を管理することも可能だ。
主な機能は大きく分けて、
- 1日単位の予定や記録を管理できる「きょうの出来事」
- 日にちを限らないメモを残しておける「ちょいメモ」
- 写真や画像データを管理できる「アルバム」
の三つ。メイン画面内のタブに割り当てられており、切り替えながら入力・閲覧できるようになっている。「きょうの出来事」には、当日行うべき用件を入力する「日課」と、健康、食事、運動、処方箋(薬の服用)などを管理できる「生活記録」、当日の天気、起きた出来事などを記録する「トピックス」といった入力エリアが用意されている。生活記録では、睡眠(起床/就寝時刻)、食事(献立/カロリー)、運動(種目/時間/距離)、処方箋(薬の服用)などを管理することが可能。体重、体脂肪、脈拍、身長、血圧など、身体に関する詳細なデータも記録できる。
「処方箋」は、服用している薬の名称と分量、服用時刻、期間を登録し、各日に必要な薬と分量、時刻を表示させることができるもの。「天気予報」は、(株)ウェザーマップが提供するRSSフィード「ひとくち予報」から気象情報を抽出し、当日と週間の天気予報を表示する機能だ。
「きょうの日課」「処方箋」「献立」「きょうの予定」は、専用の登録ダイアログから入力してメイン画面で閲覧する仕組み(他の機能とは操作がやや異なる)。日課では、毎日、毎週、毎月(曜日/日による指定)、毎年のほか、隔日、締日など、詳細な条件を設定することが可能。日課の日取りや頻度に応じて、使い分けられる。
「ちょいメモ」では、「メモ帳」「アイデア」「ToDoリスト」といった仕事で使う手帳に近いものから、「歳時記」「冠婚葬祭」「手続き」といった主にプライベートな事柄までを管理することが可能。いずれも基本的な構成は、
- 表題・分類・内容などのテキスト
- 写真やイラストなどの「画像」
- ファイルやURLへの「リンク」
と、ほぼ共通している。テキスト部分はリスト形式で、項目による絞り込み表示も可能。ToDoリストは(他の機能と操作性がやや異なり)、予定日/完了日や優先度を設定できるほか、作業の進捗状況(達成度)を「%」で設定できるようになっている。リスト上で「完了」「未完」による絞り込み表示が可能だ。「アルバム」は、撮影日ごとに写真を管理して閲覧できるもの。撮影日付とフォルダを指定することで、フォルダ内の画像のサムネイルが一覧表示される。表示サイズ(大/中/小)を切り替えることも可能。アルバムには、撮影日・撮影場所のほか、分類・表題といったメモを付加することもできる。「アルバム」でも分類で絞り込み表示できる。
そのほかにも、
- 予定を「×日前」から告知する機能
- 繰り返し用いる定型文を登録しておける機能(テキスト入力時に利用できる)
- 年間休日の登録機能(祝日や公休日、年末年始の休暇や夏期休暇などを、ユーザ独自に設定できる)
などを備えている。