ソフトを開発しようと思った動機、背景
私は、品質管理の仕事をしているため、緊急性の高いメールが入ることがあります。来るとわかっている重要なメールを待っている場合、しょっちゅう事務所に戻らなければなりません。これでは仕事が手につかないので、メールを転送することを考えたのですが、普通の転送サービスは有料だし、近くにいるのだからメールの本文までは必要ありません。そこで、件名とアドレスをレポート方式で携帯電話に通知させ、通知を確認し、必要なメールがあるときのみ事務所に行って処理できるようなソフトを作ろうと考えました。当初は個人用だったのですが、思ったより便利だったので他の人にも使ってもらいたいと思い、使いやすく機能をまとめて書き直したのがこのソフトです。
開発中に苦労した点
POP通信部分や受信したメールのデコードプログラムをすべて一から自作したのですが、文字化けが多発し、思った以上の時間を費やしてしまいました。特殊なメーラを使った場合、一部デコードエラーが出ますが、普通のメーラで送られるものは大丈夫です。
ユーザにお勧めする使い方
通常、スタートアップフォルダに登録して使うのが良いでしょう。携帯通知を使わなくても、システムトレイ(時計の横)からアイコンの変化でメールの有無を監視するのに使えます。急ぎのメールを待っているときのみ、レポート通知ソフトとして起動してもよいでしょう。また、「メールを送ったけど見てくれていない」というトラブルが最近多いので、取引先などにインストールしてもらえば、メールの行き違いによるトラブルを防止するのにも役に立つと思います。
今後のバージョンアップ予定
一部メーラで送られたメールの題名などが化けることがあるようなので、その部分を改善していこうと思っています。
(のんぱぱ)