全16面のシンプルなアクションゲーム。ステージに並んだ白と黒のブロックをボールで破壊しながらゴールを目指す。「グラビティ」は、ボールを操作して目的地まで移動させるアクションゲーム。ステージ数は全部で16で、すべて1画面構成。必ず1ヵ所に真っ白なブロック(ゴール)が配置され、制限時間内にゴール地点までボールを運ぶことができればステージクリアとなる。真っ白なブロックは、ひとつだけのときもあれば複数のときもあるが、その一部にボールが触れれば、すべて同時に破壊されるようになっている。
操作はキーボードで行う(正式対応ではないがゲームパッドも使用可能)。【←】/【→】で、ボールを左右に転がしたり、転がっているボールを減速させたりできる。【Z】はジャンプで、ボールを意図的に跳ねさせることができる。【X】はカラーチェンジで、ボールの色(白/黒)が交互に変化する。
ステージには、障害物となるオブジェクトが置かれている。「青みがかった模様付きの白いブロック」と「黒いブロック」は、同色のボールをぶつけることで破壊できる。つまり「模様付きの白いブロック」を破壊したい場合は【X】キーでボールを白色に変化させた上でぶつければよい。目の前に破壊したいブロックがある場合は、すばやく適切にカラーチェンジすることが時間短縮につながる。茶色いブロックは破壊不可能で、足場または壁として利用できる。
赤い矢印が置かれているステージもある。矢印の上にボールが乗ると、その向きにボールが流されてしまう。非常に厄介な障害物となる反面、ステージによってはこれを利用しなくてはゴールまでたどり着くことができない、重要なオブジェクトだ。もちろん破壊することはできない。
「グラビティ」には2種類のゲームモードが用意されている。全16ステージを通しでプレイするモードと、ステージの中からひとつを選択して練習できるモードがあり、スタート画面のメニューで選択できる。
メニューで「げ〜むすた〜と」を選ぶと、通常モードにあたる16ステージの通しプレイを楽しめる。ステージごとのクリアタイムが記録されるほか、全ステージトータルのクリアタイムを競うことも可能。ただし、各ステージの制限時間をオーバーした場合は、その分の時間もトータルタイムには加算される。このため、トータルタイムの短縮には全ステージで「ミスをせず」「より速く」ゴールにたどり着く必要がある。
ステージクリアしたときと失敗したときのそれぞれで、一枚絵のイラストが表示される。また、各ステージでベストタイムを更新すると、通常のクリアとは異なるイラストが表示される。
「すて〜じせれくと」を選択すると、ステージを個別に指定してプレイできる。苦手なステージの練習用として使うとよい。トータルのクリアタイムは記録されないが、ステージごとのクリアタイムは記録される。ステージごとのクリアタイムの更新を狙う場合も、こちらのモードでプレイすればよい。