ソフトを開発しようと思った動機、背景
ゲームのシナリオ自体は何年も前から暖めていたのですが、なかなかそれを形にすることができずにいました。そんなときに「RPGツクールXP」の存在を知り、これなら自分の作りたいものが作れる! と意気込み、制作を開始しました。開発中に苦労した点
演出面とバランス調整です。演出面に関してはひとつのシーンを作るのに十数回テストプレイを繰り返すことも多々ありました。バランス調整についても多くのテストプレイヤーさんに協力していただきました。
ユーザにお勧めする遊び方
難易度の高いエクストラバトルを攻略すれば、レアアイテムが手に入ったり、本編では語られないエピソードを知ることができたりするので、ぜひ挑戦していただきたいです。また、すべてのカードをそろえるのも至難の業ですが、頑張って探してみてください。
「レリック」について
本作「甦りし竜」は「レリック」シリーズの第一部にあたります。別の主人公の旅を描いた第2部以降も、気力次第で制作していきたいと思っています。
今後のバージョンアップ予定
不具合が報告されれば、修正していく予定です。一般的な四則演算のほか、分数や進数変換などのユニークな計算も行える暗算練習ソフト。解答結果に応じて級や段位が表示される。
「暗算の特訓」は、さまざまなパターンの暗算を練習できる学習ソフト。桁数や制限時間などの条件を細かく指定して暗算練習を行うことができ、繰り返し計算を行うことで、計算の正確さと早さを高めることができる。出題モードは、
- ノーマル
- フラッシュ
- つみあげトライアル
- x進数変換
- 分数計算
の五つ。「ノーマル」は、加減乗除の四則演算を行うモード。計算の種類は、加算/減算/乗算/除算/ランダムの五つが用意されている。オプションで、問題の桁数(1〜6)や1問ごとの制限時間(1〜10秒/なし)、一度にまとめて解く問題数(5〜30問)を指定できる。「フラッシュ」は、俗に「フラッシュ暗算」と呼ばれているもの。次々と画面に一瞬だけ数字が表示されてゆき、表示された数字をすべて加算した値を答える。桁数や何回数字を表示するか指定できるほか、「数字が表示されている秒数」と「次の数字が表示されるまでのブランク秒数」(いずれも0.1〜2秒)も指定できる。
「つみあげトライアル」では、問題数の制限なく誤答するまでひたすら計算してゆく(「フラッシュ」のフラッシュ表示をなくしたようなもの)。通常は加算のみだが、オプションで「ひきあり」をONにすると加算と減算が混ざった状態で出題される。
「x進数変換」では、2/10/16進数の変換を暗算で行う。変換のパターンは、「2→10」「10→16」「16→2」などが用意されている。例えば「2→10」の変換では、問題が「11010000」ならば「208」と解答する。
「分数計算」では、出題される値が分数になる。解答が整数でない場合は、例えば5分の2であれば「2/5」と入力する。ただし、既約分数のみ正解となるため、「16/10」では「8/5」といったように可能な限り約分を行った上で解答する必要がある。問題の桁数は、1〜2桁の範囲のみ指定できる。
いずれのモードも、画面中央に大きく問題が表示され、非常に見やすい。解答の入力は、問題表示欄のすぐ下にあるテキストボックスに直接行う。画面上部にはメーターが表示されており、四角が青色のものは正解した問題、グレーのものは不正解だったことを示す。出題途中でも、メニューバーからすぐに「中断」することが可能だ。
指定した問題数を解き終わると、「正解数」「解答の平均時間/合計時間」「スコア」や、スコアに応じた「級/段位」などが示される。スコアは正解数のほか、解答速度や問題種別などにも影響を受け、オプション項目ごとに得点の重み付けが異なる。スコアは各モードごとに記録され、モード別の上位スコアランキングを表示する機能も備えている(ランキングデータの消去はオプション画面から行える)。
そのほか、正解/不正解のときに鳴らす音や、不正解時に解答を表示するかのON/OFFを設定できる。
画面はとてもシンプルに見えるが、実際に触れてみると細かな配慮がなされていることに気づく。それは問題数と正解/不正解を示すメーターが表示されている点だったり、解答入力時にいちいち【Enter】キーを押す必要がなかったり、解答をひとつ行うたびに入力にかかった秒数が表示されたり、といった部分だ。「フラッシュ」や「つみあげ」では、「全部で何回表示されるか」「計算を何回“積み上げた”か」を表示してくれる点もうれしい。
短時間で終わる上、スコアランキングや級/段位表示があるため、つい時間を忘れて「高ランク狙い」で繰り返しプレイしてしまう。先に述べたインタフェースのよさも相まって、「一度触れるとクセになる」魅力を持ったソフトに仕上がっている。
(水夜)