自動ログインや着信チェックなどの機能で、Webメールサービスを便利に使えるようにしてくれるソフト。「F-Mailer2006」は、「Yahoo!メール」をはじめとしたフリーメールサービスを効率的に使うためのソフト。アカウントをあらかじめ登録しておくことで、ページへのアクセスからログイン操作までを自動的に行ってくれる。対応するフリーメールサービスは現在30種類。新たなサービスに対応した場合は、サイトリストを更新することで利用できるようになる。
アカウントは最大30件まで登録できる。アカウント情報はMDB形式のデータベースファイルとして保存され、パスワードを登録することで不正アクセスを防げる。アカウントを登録すると、ツールバーのプルダウンメニューに「アカウント名」が表示される。
使い方は簡単だ。アカウントを選択して「移動」ボタンを押すと、指定サイトが開かれた上でログイン処理が自動的に行われる。「F-Mailer2006」のウィンドウはそれ自体がWebブラウザとなっており、ログイン後は「F-Mailer2006」上からメール画面を閲覧できる仕組み。同一サービスで複数アカウントを使い分けている場合には、いったんログアウト処理を行ってからあらためてログインを行うオプションを利用すればよい。
新着メールの着信通知機能もある。「Yahoo!メール」「gooメール」「Infoseekメール」「Exciteメール(通常タイプ)」の4サービスでは自動チェックも可能。チェック間隔は10〜1440分の間で任意に指定できる。ウィンドウの最小化時にタスクトレイに常駐するように設定しておくと、メールチェックの結果がタスクトレイに表示される。
名前とメールアドレスのみを登録できる非常にシンプルな「アドレス帳」機能も用意されている。クリップボード経由でメールアドレスを貼り付けるタイプで、利用するサービスを問わない。
そのほかにも、
- サイトリストの自動更新設定
- ウィンドウのポップアップ禁止
- エラーダイアログの表示抑制
- 「F-Mailer2006」の起動時にMDBファイルを最適化
などの機能がある。