隣り合った数字同士を繋げて足し合わせ、同じ数字を揃えて消してゆく新感覚のアクションパズルゲーム。暗算と瞬間的な判断力が要求される。「BLOCKSUM」は、ブロック同士の数字を合計する「足し算」の能力と、瞬間的な画面全体の把握能力とが要求される、ユニークなアクションパズルゲーム。フィールドには数字の書かれたブロックが並び、下から少しずつせり上がってくる。ブロックは、
- 同じ数字のブロックを、その数より多く並べると消える(1のブロックは除く)
というルールで消すことができる。例えば「2」と書かれたブロックなら2個以上、「3」なら3個以上を隣接させると消せる。条件が成立すると該当するブロックが点滅をはじめ、一定時間経過後に消滅する。点滅中に、同じ数字のブロックを隣接させて付け加えることもでき、次々と隣接させることも可能だ。特徴は数字ブロックの揃え方。一般的なアクションパズルとは異なり、ブロックを移動させることはできないが、「BLOCKSUM」では、フィールド上の隣接したブロック同士を結合して新たなブロックに変化させることができる。
操作は、キーボードとゲームパッドの両方に対応する。ブロックの結合は、
- カーソルキーで、結合したいブロックの先頭にカーソルを移動
- 「Aボタン(【Z】キー/ゲームパッドの1ボタン)」を押しながら結合先にカーソルを移動
で行える。結合できるブロックの数に制限はなく、続けていくつでもブロックを結合できる。結合後のブロックの数字は、結合前のブロックの数字の合計値となる。例えば「1」と「1」をくっつけると「2」に、「2」と「1」と「3」をくっつけると「6」になるといった具合。ただし、いったん結合したブロックは二度と分解することができなくなる。条件によっては、ブロックの結合に制約が生じることもある。例えば、「2」「1」「1」「1」「3」と数字が並んでいるとき、左から2番目の「1」から右方向に結合を開始して「3」のブロックを生成することはできない。2番目の「1」と3番目の「1」が結合した時点で、1番目の「2」と反応してしまうからだ。このケースで「3」を作るためには、4番目の「1」から左方向に結合する必要がある。
ブロックの上昇を早送りしたいときは、「Bボタン(【X】キー/パッドの2ボタン)」を使用する。
ゲームの開始時点では、フィールド上に登場するブロックは「1」と「2」だけだが、ゲームが進むにつれて大きな数字が登場するようになる。数字が大きければ大きいほど、ブロックを揃えることが難しくなる。
ブロックの消去が間に合わず、フィールドの上までブロックが詰まると赤いマーカーが出現し、回転しながら左右の柱を登ってゆく。マーカーがフィールドの最上部まで到達してしまうとゲームオーバー。
消去待ちでブロックが点滅している間は、ブロックの上昇とマーカーの上昇がともに停止する。ピンチに陥った場合は「とりあえず手近なブロックを点滅」させるという方法もある。
フィールド上にはときどき「魔晶石」と呼ばれる特殊なブロックが登場する。魔晶石を隣接するブロックに連結させると、「連結したブロックと同じ数字を持つすべてのブロックがまとめて消滅」する。上手に使いこなせればピンチの脱出に役立つ。