HTML解説機能を搭載したタグ挿入型HTMLエディタ。オリジナルキャラ「バンビン君」がタグの意味や記述方法を解説してくれる。「てけてけHTMLエディタ」は、Webページを編集するためのタグ挿入型HTMLエディタ。ボタンをクリックするだけで、必要なタグを挿入できる。大きな特徴がオリジナルキャラの「バンビン君」。挿入したタグの機能や属性値の指定方法などを吹き出しで解説してくれる。HTML補完やタグの色分け表示、検索・置換といった機能も備えている。
メイン画面は、1ウィンドウで1ファイルを編集するSDI形式。テキストエディタライクのオーソドックスなデザインで、行番号の表示やタグの色分け表示なども可能だ(タグの色分け表示はOFFにすることもできる)。タグの挿入方法は「ツールバーを使う」「キー入力して補完機能を利用する」の二通りがある。
タグ挿入用のボタンは、用途ごとにタブに分けられている。用意されたタブは「基本」「文書構造」「文書形式」「レイアウト」「表」「フォーム」「特殊文字」の七つ((あまり使われない)一部の特殊なタグは含まれない)。ボタンをクリックすると、編集エリアにタグが挿入される。同時に、そのタグについて「バンビン君」が解説してくれる。解説が不要な場合は「バンビン君」を非表示にしておけばよい。
タグの直接記述時には、インクリメンタルサーチを利用できる。タグの開始を意味する「<」をキー入力すると、タグ選択用のリストがポップアップし、「<」に続く文字を入力すると、候補タグがリスト上で絞り込まれるようになっている。
タグの一覧はテキストファイルで記述されており、ユーザが自由に編集できる。ファイルを書き換えることで、タグの追加や表示順の入れ替えなどを行うことも可能。タグ記述時の補完機能にはHTMLモード/XHTMLモードの2種類がある。モードごとにインクリメンタルサーチ利用の可/不可を切り替えられる。
そのほか、大文字/小文字や半角/全角の相互変換、文字列の検索・置換、カラーコードの挿入などの機能もある。オプションでは、編集画面のフォントサイズや背景色、行番号の色などを変更したり、行番号、タブ記号、ルーラなどの表示/非表示を切り替えたりもできる。Internet ExplorerなどのWebブラウザを利用したプレビュー機能もある。