テキストファイル内の改行の消去、文字列置換をドラッグ&ドロップですばやく行えるソフト。「改行キラー」は、その名の通りの「改行の消去」に加え、「文字列置換」を行うためのユーティリティ。本体またはショートカットにファイルをドラッグ&ドロップするだけで、処理を行える。WScriptを利用して作成されている。
処理内容は、あらかじめINIファイルを編集し、設定しておく。設定できるのは改行消去の可否、上書き保存の可否など。
- 上書き:処理後の結果を上書きするかどうかの設定
- コード:ファイルを開く形式の設定。ASC2/Unicode/SysDefaultから選択できる
- フォルダ:処理結果の出力先フォルダの設定
- 改行消去:改行消去を行うかどうかの設定
- 対象文字列:置換対象文字列の指定(大文字・小文字は区別される)
- 対象文字列(正規表現):置換対象文字列(正規表現)の指定(大文字・小文字を区別するかどうかの指定も可能)
- 置換文字列:置換文字列の指定。エスケープ文字の指定も可能
- 除外拡張子:処理対象から除外するファイルを拡張子単位で指定
- 除外ファイル:処理対象から除外するファイルをファイル名で指定
「対象文字列(正規表現)」の指定がある場合は、この処理がほかのすべての処理に先立って実行される。対象文字列(置換元)は複数を指定することが可能。置換文字列で指定した一つの文字列に置換される。置換文字列は、通常の文字列またはエスケープ文字のいずれかを指定できる。初期状態では、ドロップしたファイルの改行が消去され、本体の存在するフォルダに(上書き)保存されるようになっている。複数ファイルをドロップしたり、対象ファイルを含むフォルダをドロップしたりすることも可能。フォルダをドロップした場合は変換前と同様、フォルダ内に変換後ファイルが保存される。
複数の「改行キラー」を別フォルダにインストールして使うこともできる。コンテキスト(右クリック)メニューの「送る」からも使える。頻繁に利用する処理内容のINIファイルをいくつか用意しておけば、ドラッグ&ドロップやコンテキストメニューからすばやく目的の処理を行える。