同じ数字のボールを3個以上並べて消す“消し物”パズルゲーム。フィールドに並ぶ数字付きのボールを2×2の単位で選んで回転させ、消してゆく。連鎖により、高得点が入る。「BBalls」は、フィールド上のボールをできるだけ早く消すことが目的の“消し物”パズルゲーム。基本的なルールは、いわゆる“落ちゲー”に似ているが、ゲーム開始時からフィールドがボールで埋めつくされている点が、積み上がるのを防ぐ“落ちゲー”とは異なる。
ゲーム開始時のフィールドには、ビリヤード球風のボールが8×8=64個、隙間なく並んでいる。プレイヤーは、ボールを2×2の4個単位で選んで回転させ、縦か横に同じ数字のボールを3個以上繋げることで消してゆく。ボールが消滅した部分にはその上にあったボールが落ちてきて、すぐに穴がふさがれる。この操作を繰り返して、レベルアップと高得点の獲得を目指す。
“落ちゲー”ではおなじみの「連鎖」も、もちろん用意されている。上から落ちたボールの数字が、落ちた先で3個以上繋がればやはり消滅。普通に消えた場合に比べて、タイムと得点の加算量がアップする。巧みに多段連鎖を狙うことが、ハイスコアを獲得するためのポイントとなる。
操作はすべてマウスで行う。「マウスポインタを動かして4個のボールを選び、左クリックで反時計回り、右クリックで時計回りに回転させる」──ゲームの基本操作はこれだけだ。そのほかには、ピンチのときにクリックする「緊急回避」ボタンがある。「Bomb」を消費することで、その時点のレベルに応じた数だけランダムでボールが消滅する。
プレイヤーの操作でボールが消えると、画面下部の「タイムバー」に残りタイムが加算される。タイムバーは、“落ちゲー”の積み上がりに相当するもの。ボールを消さないでいると、どんどんと残りタイムが減少し、0になるとゲームオーバーになる。しかも、残りタイムの減少速度は一定時間ごとにだんだんと上がる。ゲームオーバーを防ぐためには、できるだけ連鎖を作りながら、次々とボールを消し、減少するよりも速くタイムを加算するしかない。
タイムバーには、もうひとつ別の機能がある。タイムの加算が十分に速く、タイムバーの黄色い部分(残りタイム)がバーの右端まで到達すると、ゲームがレベルアップする(タイムはデフォルト値に戻る)。レベルアップするごとに、ボールを消した際のタイムと得点の加算量が増えるため、できるだけ長くゲームを続け、ハイスコアを目指すには、テンポよくレベルアップさせることが重要になる。タイムバーの状況を見ながら、レベルアップのタイミングを意図的に調節できるのも「BBalls」の特徴のひとつだ。
ゲーム開始時に使用されるボールは「1」〜「6」の数字が付いた6種類。一定レベル上がるごとに数字がひとつずつ増え、揃えるのが徐々に難しくなる。ゲームオーバー後には、プレイヤー名を入力して、そのときのスコアとレベル、最大コンボ数をランキングに登録できる。「緊急回避」に使用する「Bomb」の値は、1万点ごとに1ずつ増えてゆく。