無駄なフォルダを簡単に除去できるユーティリティ。フォルダの新規作成やコピー/移動/削除、リネームなどの操作も可能。「UltiFolder」は、アーカイブファイルの展開(解凍)などで無意味に階層が深くなってしまったフォルダツリーを整理したり、空フォルダを除去したりできるソフト。条件に合致するフォルダを検索・リスト表示し、ユーザが除去したいフォルダに対して処理を行える。
メイン画面は、左側にフォルダツリー、右側にリスト表示部が配置されたシンプルなデザイン。(1)フォルダツリーで検索対象フォルダと処理内容を選択し、(2)「検索開始」ボタンを押すと、検索結果が右側に表示される仕組み。選択できる処理内容は、
の2種類。「単独フォルダ配下の階層を上げる」は、並列するフォルダやファイルのない単独フォルダを削除し、そのフォルダ以下の階層を上げる処理のこと。例えば、- 親フォルダ──フォルダA─フォルダB──フォルダC1─ファイルd1
- └─ファイルa └─フォルダC2─ファイルd2
といったフォルダ構成の場合、「フォルダB」はいたずらに階層を深くしているだけで、なくてもよいフォルダだといえる。そこで「フォルダB」を削除し、その下の階層をひとつずつ上げて、- 親フォルダ──フォルダA────フォルダC1─ファイルd1
- └─ファイルa └─フォルダC2─ファイルd2
という構造に作り替える。「空のフォルダを削除」では、中にフォルダもファイルも入っていない空のフォルダをそのまま削除する。
検索を実行すると、画面右側に変更前/変更後のフォルダ名が表示される。リスト内に「処理対象から除外したいもの」がある場合は、チェックボックスをONにすればよい。あとは「処理実行」のボタンを押せば、処理が開始される。
そのほかにも、コピー/移動/削除、新規作成、リネームといったフォルダ操作を行えるようになっている。