「年賀はがき当選チェッカー」は、お年玉付郵便はがきの当選を確認するための専用ソフト。当選番号のデータファイルが同梱され、何等に当たったかを簡単な操作で確認できる。確認方法は、

• 抽選番号をひとつずつ入力して確認する「一枚ずつ確認」
• あらかじめリストを作成し、まとめてチェックする「まとめて確認」

「一枚ずつ確認」画面には、「下2桁」「上4桁」の二つのテキストボックスが用意され、まず抽選番号の下2桁を入力すると、はずれかまたは当選の可能性があるかがわかる。可能性がある場合は、続けて上4桁を入力すると、何等に当選しているかを教えてくれる仕組み。当選をサウンドで教えてくれる（ON/OFFの切り替えが可能）ほか、確認した枚数と当選枚数のカウントもしてくれる（カウントした枚数は、クリアすることができる）。

「まとめて確認」は、CSV形式のデータファイルを読み込んで、一括チェックする方式。データファイルの作成機能があり、リストを作成して、その場でチェックできる。リストには抽選番号のほか、差出人の名前も登録することが可能で、「誰からもらった年賀状が当たったか」もわかる。結果はテキストファイルで保存できる。

チェックする年賀状のデータさえ登録しておけば、あとはボタンのクリックひとつで何等が何枚当選しているかをあっという間にチェックして集計してくれる。データは差出人名と抽選番号を入力するだけの簡単なもので、操作も簡単だ。「メモ帳」などでも簡単に作れるので、ほかの人からCSVのデータファイルだけもらってチェックしてあげると喜ばれそうだ。

年賀状の枚数が少ない人は「一枚ずつ確認」のほうで十分。最初、入力欄が上4桁と下2桁に分かれている意味がよく理解できなかったのだが、実際に使ってみると下2桁でまずおおまかに当たりの可能性があるかどうかチェックできるので、入力回数が少なくてすむというのが実感できた。おまけに、この時点で「1等の可能性があります」などと表示してくれるものだから、期待の方も高まるというもので、これがちょっと気の利いた演出にもなっている。「当選確認はこれから」という方は、ぜひどうぞ。

ユーザにお勧めする使い方
当選番号発表日にまとめて確認する使い方はもちろんですが、登録したお年玉番号と差出人名はCSVファイルで保存されるので、例えば、年度ごとにファイルを作って管理し、年度ごとの年賀はがきの差出人を他のソフトで確認するという使い方もお勧めです。

今後のバージョンアップ予定
ソフトの性質上、バージョンアップは少ないと思いますが、バグの修正や要望はいつでも対応します。