爆弾を使って邪魔なブロックを壊し、制限時間内でのステージからの脱出を試みるアクションパズルゲーム。「Spirit of the bomb plus」は、ステージクリア型のパズルアクションゲーム。プレイヤーは「各ステージに用意された扉から、制限時間内に脱出する」ことを目指す。脱出するには、ステージ内にある「鍵」を手に入れ、閉まっている扉を開けなければならない。開いた扉に主人公(プレイヤーキャラ)がたどり着くことができれば、ステージクリアとなる。
もちろん、鍵や扉には簡単にたどり着けない。扉や鍵までの道のりには邪魔な「ブロック」が多数置かれており、手持ちの爆弾でブロックを破壊しながら進まなければならない。
ステージ内で使用できる爆弾の数は無制限。ただし、1回のジャンプで上れるブロックの高さは1個分。離れた場所にあるブロックにジャンプすることはできない。そのため、邪魔だと思われるブロックをむやみに破壊していると、扉にたどり着くことができなくなってしまう。操作は【←】/【→】キーで移動、【↑】キーでジャンプ、【↓】キーでしゃがむ、【Z】キーで爆弾投下となっている。
ステージ内には、爆弾では壊せない茶色の岩ブロックと、爆弾で破壊できる水色の氷ブロックがある。主人公の置いた爆弾は、置かれたマスを中心に上下左右各1マスを破壊する。このため「爆弾の下のブロックのみを壊したい」といった場合でも、氷ブロックが左右にある場合は一緒に壊れてしまう。
ステージの基本構成は、岩と氷のブロックのみからなるものだが、ステージが進むにつれてさまざまな種類のブロックが登場する。なかでも代表的なのが、クルクルと回転する板状ブロックと、星の紋章入りブロック。板状ブロックはその名の通り、薄い板状のオブジェクトが回転するブロック。板が前面を向いているときは上に乗ることができ、90度回転した状態になると通り抜けできるようになるという特殊なブロックだ。
星の紋章が入ったブロックには「爆発させるたびに物体化と非物体化を切り替えられる」という特徴がある。非物体化時はブロックを通り抜けることが可能で、「ブロックを非物体化して通り抜けたあとに爆発させ、その後もう一度物体化させてブロックに乗る」といったことができる。特殊ブロックは、ゲームクリアのためのルート確保に不可欠だ。
扉や鍵にたどり着く道を破壊してしまった場合など、どうしてもゴールできない場合は、強制ゲームオーバーとなる「GIVE UP」を選択できる。
ルート確保と同じくらい重要なのが、制限時間と体力。「Spirit of the bomb plus」では、各ステージに99秒という時間制限が設定されており、制限時間以内にゴールできない場合はゲームオーバーとなってしまう。
画面右上には「LIFE PT」と書かれた体力ゲージがある。4本のボトルアイコンが表示されており、中に入っている赤い液体の量で体力の残量がわかるようになっている。体力は敵と接触した場合や、爆発に巻き込まれることで徐々に減り、ボトルがすべて空になると、やはりゲームオーバーとなる。
体力を回復させるアイテムも多数用意されている。回復アイテムは、ステージに表示されているもののほか、特定のブロックや場所を爆発させると手に入るもの、敵をタイミングよく爆発に巻き込んで倒すと手に入るものなどがある。特定のブロックや場所を爆発させることで手に入るアイテムは、特別な目印がなく、見つけるのが難しいが、ステージ開始時のエフェクトをよく見ることで、場所がわかる場合もある。
敵がまったくいない上、簡単に鍵と扉まで到達できる「ボーナスステージ」もある。ボーナスステージでは数々の回復アイテムとスコアを伸ばすためのコインなどを手に入れられる。