打ち筋の異なる8人の雀士との対局を楽しめる、リアルな四人打ち麻雀ゲーム。トップ回数による特典が用意されている。「麻雀悠遊」は、人間相手に打っているのと同じような感覚で楽しめる、コンピュータ対戦型の四人打ち麻雀ゲーム。操作はマウスのみ。対局中に必要な操作は、すべて専用ボタンが用意され(「CHIE」「PON」「KAN」「REACH」「AGARI」「RYU」の6種類)、常に画面に表示されているため、わかりやすい。さらに各ボタンは、鳴ける局面やリーチを宣言できる局面になると、色が付いてクリックできるようになる親切な設計だ。
対戦相手となる3人は、8人のメンバーから自由に選べる。8人はそれぞれ「順子系の手役を好むタイプ」「攻撃を優先するタイプ」「ドラを好んで手を進めるタイプ」「守備を優先するタイプ」など打ち筋が異なる。プレイヤーはリストを見て、タイプを確認しながら面子を指定すればよい。「ランダム」機能により、コンピュータに面子を決めてもらうことも可能だ。
プレイヤーの好みに合わせてルールを変更することも可能。「東南戦」「東風戦」を選べるほか、配給原点とウマ配分を変更することもできる。そのほか、「喰い断」「振聴立直」「平和自摸」「喰い換え」「裏ドラ」「二翻縛り」などの有無を設定することも可能。設定で変更できるルールは全部で14項目に上る。
「チョンボ」の有無も指定できる。チョンボを有効にすると、(初期状態の状態では不可能な)役なしでのロンやフリテンでのロンといった操作が可能になる(もちろん誤ロンで、プレイヤーの満貫払いになる)。「チョンボの発生しない過保護な設定では、緊張感に欠けてつまらない」という人は、チョンボを有効にすればよい。
トップ回数による特典も用意されている。プレイヤーがトップを15回取ると赤牌の有無を設定できるようになり、30回に達すると手牌を開いてのオープン対局が可能になる。トップの回数はゲーム終了後、「戦績」で確認できる。戦績にはそのほか、2位から4位を取った回数とパーセンテージ、「和了」「放銃」「立直」「鳴き」の回数とパーセンテージ、「平均順位」と「平均和了点」も表示される。