カンフーの技を駆使して敵と戦う“超爽快”なアクションゲーム。行く手に立ち塞がる敵を必殺技やコンボでブチのめせ!「指武利遊技」は、異なる能力を持つ4人のキャラクタが登場するカンフーアクションゲーム。プレイヤーは、突き・蹴り・投げなどのすばやい連続攻撃で、敵をなぎ倒してゆく。敵を攻撃して熟練度を上げることで、必殺技をパワーアップさせられる。1Pプレイのほか、2P対戦プレイも楽しめる。
ゲームの舞台は、西暦20XX年の架空の中国・指武輪省。謎の武力集団「死舞裏衆」の突然の襲撃に、武術家・邪北山が単身乗り込み、戦いを挑む。この一報を聞いた指武利流道場日本支部の若者4人は、師匠である邪北山の身を案じて指武輪省に舞い戻る。目指すは敵の本拠・死舞裏城内部。はたして彼らの運命は!?……というストーリーだ。
用意されたゲームモードは「ストーリーモード」「VSモード」の2種類。ストーリーモードでは、4人のキャラクタから1人を選んで敵と戦い、ステージをクリアすることでストーリーが進む。「VSモード」は、プレイヤー1/プレイヤー2がそれぞれ好きなキャラクタを選んで対戦できるモード。同じキャラ同士の対戦も可能だ。初期設定では、3本先取した方が勝ち。オプションで、勝利のための先取本数を1〜9本に変更できる。
プレイヤーが選択できるキャラクタは「陳念」「怜悧」「雷龍」「鈴」。陳念は、指武利流拳法の師範代で、平均的な能力を持つバランスタイプ。怜悧は、飛鷹拳の使い手の女性キャラで、スピード重視タイプ。雷龍は、陳念の兄弟子で強力な投げ技を持つパワー重視タイプ。そして鈴は、邪北山の一人娘で、指武利龍棍法を得意とするリーチ重視のタイプだ。
操作は、キーボードおよびゲームパッドに対応。使用するのはカーソルボタンと、「A」/「B」ボタンのみ(「C」ボタンを「A」+「B」の簡易ボタンとして使用できる)。「A」ボタンは主に攻撃、「Bボ」タンはジャンプに使用する。もちろん、格闘ゲームではおなじみの、カーソルと「A」/「B」ボタンの組み合わせによるコマンド入力も多数用意されている。また、全キャラ共通のコマンドのほかに、キャラクタごとに異なる「必殺技」用のコマンドも各キャラ5種類ずつが用意されている。さらに、気力ゲージが満タンのときにのみ使える「超必殺技」もあり、戦闘中の技や操作は非常に充実している。
ストーリーモードでのステージクリア条件は、ステージ後半に出現するボスキャラを倒すこと。敵キャラをダウンさせると出現する食べ物や烏龍茶などのアイテムを取ることで、戦闘中にプレイヤーキャラの体力や気力を回復させられる。また、敵を攻撃すると出現する緑色の玉(氣封石)を取ることで、プレイヤーキャラの気力と熟練度がアップする。気力は「超必殺技」を出すために必要となるもの。熟練度は1〜10と「極」の11段階があり、熟練度が1段階上がるごとに、5種類ある必殺技のうちの1種類が順番にレベルアップしてゆく。
セーブシステムはないが、ステージクリア直後に表示されるパスワードにより、次回のプレイでも熟練度を引き継ぐことができるようになっている。