シンプルなルールで大人から子どもまで楽しめるロジカルパズルゲーム。番号の付いたフルーツを動かして並べ替え、番号順に妖精たちに受け渡してゆく。ポイントをためることで、妖精たちの“ほんわかした”物語を見ることもできる。「フルーツポッチ」は、カラフルでかわいらしいフルーツの妖精が登場する、楽しいパズルゲーム。ルールはシンプルでわかりやすく、しかもフルーツをクリックするだけの簡単操作。小さな子どもから大人まで、年齢を問わず誰でも楽しめることが大きな特徴。ゲームモードは「スタンダードポッチ」「おはなしポッチ」「マラソンポッチ」「めかくしポッチ」「チャレンジポッチ」の計5種類。このうち「おはなしポッチ」だけはゲームではなく、ゲームに登場する妖精たちの物語を楽しめる、一種の絵本のようなもの。ほかのモードでポイントをためて、少しずつ読み進めることができる。
「おはなしポッチ」以外の4種類のモードでは、基本的なルールは共通。いずれのモードでもコースとキャラクタ(ポッチ)を選択し、ゲームを開始する。例えば「Aコース」の場合、ゲームを開始すると「1」から「10」の数字が振られた2種類のフルーツがランダムに降ってきて、5×4の配列を作る。これを上手に並べ替え、「1」から順番に画面の右側で待ちかまえているフルーツの妖精たちに渡してゆく。フルーツが全部なくなればゲームクリアだ。ただし、妖精がフルーツを受け取れるのは「いま手にしているフルーツの次の数字のフルーツが列の一番上に来たとき」だけ。また、フルーツを他の列に移動できるのは「列の一番上にあるフルーツより一つだけ大きな数字の同じ種類のフルーツが、他の列の一番上にあるとき」だけだ。
さらに、画面上部には列の数と同じだけの「上のプール」が用意されている。1枠に対して1個だけ自由にフルーツを置けるスペースで、プレイヤーはこの枠を利用し、目的の数字を塞いでいるフルーツを一時待避させることで、フルーツの並べ替えを進められる。ただし、「上のプール」からフルーツを下に戻すには、プールに入れたときと同じ制限がつくので、注意が必要だ。
文章で説明するとわかりづらいが、実際のゲームではフルーツの上にポインタを置くと、移動できる先を示す矢印が表示され、非常に簡単。矢印を見て、移動先に問題がなければクリックするだけでフルーツを移動できる。
「スタンダードポッチ」「マラソンポッチ」「めかくしポッチ」ともに、用意されたコースは「A」から「H」の8種類。アルファベットが進むにつれて、使用するフルーツの種類が増え(2〜4)、行と列の数も増えて難しくなる。「スタンダードポッチ」はその名の通り、最も標準的なルールのモード。「マラソンポッチ」は、連続10回プレイを繰り返す、安定した実力が求められるモード。「めかくしポッチ」は、一番上のフルーツしか見ることができない、クリアするには運と勘が重要なモードだ。
いずれのモードもコースごとにクリアタイムのベスト10や平均タイム、勝率などのデータがランキングとして記録される。ゲームでよい成績が出せたときは、手順やタイムを保存して、セーブファイルを他のプレイヤーとやりとりすることも可能。タイムはインターネットランキングに登録できる。セーブデータは「チャレンジポッチ」で開くことができ、その記録に挑戦して上回るとセーブデータのリプレイが見られる。
また、いずれのモードにも制限時間はない。さらに、「スタンダードポッチ」「マラソンポッチ」では、手順を失敗したときにはいつでも好きなだけUndoすることが可能で、ゲームに慣れるまでじっくりとチャレンジできる。