自分側の車庫が電車で一杯にならないように、同じ色の電車を連結して踏切から相手の車庫に送り出す、対戦形式のアクションパズルゲーム。「電車deパズル」は、電車の車庫をモチーフにしたユニークな対戦型アクションパズルゲーム。「あらかじめ決められた数の車両を相手より早く発車させる」か、「相手の車庫をいっぱいにする」かのいずれかで勝負が決する。
操作は簡単だ。ゲームで使用するキーは、電車の「移動・発車」に使用する【Z】キーと「連結・分離」に使用する【X】キー、4方向のカーソルキーの6個だけ。カーソルキーで目的の電車までカーソルを動かし、【Z】キーを押したままカーソルキーを押して、好きな位置まで電車を動す、というのが基本操作。同じ色の電車が隣り合っている場合、その一方にカーソルを置いて【X】キーを押すと、連結可能な方向に赤い旗が表示される。ここでカーソルキーを押せば、電車同士を連結させられる仕組みだ(すでに連結されている場合は解除される)。
車庫のサイズは12×6マス。次々に電車が送り込まれ、車庫が電車で一杯になってしまうとゲームオーバー。車庫が一杯にならないよう、プレイヤーは、車庫の横に並んだ12個の踏切から電車を送り出し、相手の車庫に電車を送り出していく。ただし、開いている踏切は常に一つ。相手車庫に送り出すためには、同じ色の電車を3両以上連結させておく必要がある。
電車の送り出しに成功すると、その踏切は閉じ、代わりに「送り出した電車の数と同じだけ上」の踏切が開く。このルールを利用し、次に開く予定の踏切の前に、連結した電車をあらかじめ配備して、連鎖を狙えるようになっている。そのほかにも、
- 電車を送り出してしばらくすると、相手の車庫にそれと同数の電車が出現する(車両の色は変化する)
- 「スピードアップ」「踏切移動」などの能力を持つ「特殊車両」があり、これを送り出すことで相手の作業を妨害できる
といったルールがあり、ゲームを白熱させる。ゲームモードは、対コンピュータ戦の1P.PLAYと、人間同士の対戦の2P.PLAYの2種類。相手より先に、ノルマの台数だけ車両を発車させることができた時点で勝ち、自分の車庫が一杯になってしまったら負けのいずれかで勝敗が決まる。先に2勝したプレイヤーが勝者となる。