ファイル名、ファイル内容など、さまざまな条件で「同じファイル」を検索できるファイル検索ソフト。重複ファイルを削除することで、無駄に使われているディスク領域を開放したり、バックアップされたファイルが正しいかどうかを検証したりといったことができる。「Redundancy Files Finder」は、さまざまな一致条件で「同じと見なせるファイル」を手軽に検索できるソフト。利用できる条件は、
- ファイル名一致──同じ名前を持つファイルを検索
- ファイル名指定──ユーザが指定した特定の文字列をファイル名に含んだものを検索
- ファイルサイズ一致──ファイルサイズが完全に一致するものを検索
- ファイル作成日指定──同じ日時に作成されたファイルを検索
- ファイル作成日一致──特定の日時に作成されたファイルを検索
- ファイル内容一致
- ファイル拡張子一致──同じ拡張子を持つファイルを検索
の7種類。ファイル内容一致では、ファイルの先頭から一定サイズのデータが一致する場合、同じファイルと見なす。判定条件とする先頭からのサイズは、最小64バイトから最大65,536バイトの11段階からユーザが選択する。指定サイズが小さいと誤検出の可能性が高くなるが、検索は高速になる。逆にサイズを大きくすると、誤検出は少なくなるが、検索時間は長くなる。検索対象ファイルの登録は、エクスプローラなどからのドラッグ&ドロップで簡単に行える。フォルダをドロップした場合は、フォルダに含まれるファイルすべてが一括で登録される。ファイル名一致検索では、Windowsでは同じフォルダ内に同名ファイルが複数存在することはないため、検索対象には複数フォルダのファイルを指定する必要がある。
検索結果リストには、ファイル名のほか、ファイルサイズや作成日時、拡張子を表示させることが可能。任意の項目をキーにしてリストを並べ替えることが可能で、ファイルが存在するフォルダで分類したり、作成日時で最も新しいファイルを見つけたりといったことができる。また、検索結果リストではファイルごとにチェックボックスが用意され、チェックしたファイルすべてを削除したり、クリップボードにコピーしたりできる。
そのほかにも選択したファイルを関連付けされたアプリケーションで開く機能、プロパティを表示する機能などがあり、ユーザ自身の手でより詳細なファイルの分析を行えるようになっている。