EXEファイルの起動や使われたファイルなどを監視し、自動的にアイテムとして登録するコマンドラインランチャ。入力されたアイテム名をインクリメンタルサーチで絞り込みながら選択し、開ける。起動するとタスクトレイに常駐し、(未登録の)EXEファイルが開かれると、アイテムとして自動登録する。コンパクトな入力メニュー画面のタイトルバーには登録済みのアイテム数が表示され、登録が完了するたびにアイテム総数を示す数値が「1」ずつ増える。入力画面へのドラッグ&ドロップでアイテム登録を行うことも可能。ドラッグ&ドロップでは複数のアイテムを同時に登録できる。EXEファイル以外に、開かれたフォルダや使ったファイルを自動登録させることもできる。
アイテムを開くには、ホットキーで入力メニュー画面を表示させ、アイテム名(ファイル名やフォルダ名)を入力する。アイテム名の入力と同時に「候補」ウィンドウが表示され、文字入力の進行に合わせて先頭一致でアイテムが絞り込まれるようになっている。ユーザは任意のタイミングでアイテムを選択し、【Enter】キーまたはマウスのダブルクリックで開けばよい。アイテムが一つに絞り込まれた時点で、自動的に開くようにも設定できる。キーコンビネーションにより、上位フォルダ(ファイルの場合は含まれるフォルダ)を開くことも可能だ。
アイテムの履歴を表示し、その中から選択して開くこともできる。履歴では、アイテム名の先頭がアクセラレータキーになり、1文字を入力するだけでアイテムを開ける。
登録済みアイテムの削除は、「候補」ウィンドウで選択して【Delete】キーを押すだけでよい。【Delete】キーの代わりに【K】キーを押すと、アイテムがデータベースから削除されると同時に「キックリスト」に登録され、以後、自動登録の対象から除外される。
そのほか、「データ最適化」機能があり、ファイルの移動や削除などで実態の存在しないアイテムを削除できる。「パス窓」で利用したファイルのログ機能も備えている。