指定したフォルダを監視して、フォルダ内のファイルに変更が生じると知らせてくれるユーティリティ。「(番犬) ぽちちゃん」は、指定フォルダ内のファイルに削除、移動、リネームといった変更があった場合に、「ぽちちゃん」が吠えて通知してくれるソフト。指定したWAVファイルを再生することもできる。メールチェック機能もある。
フォルダを監視させる手順は非常に簡単で、メイン画面で監視フォルダを指定し、「番をさせる」ボタンを押すだけ。監視フォルダに変更があると、タスクトレイアイコンの「ぽちちゃん」が吠えるアニメーションで通知してくれる。指定フォルダ以下のサブフォルダを監視対象に含めることも可能。また、設定で「吠える性格にする」ことで、アニメーションと同時に吠える(WAVを再生する)ようになる。
監視中、タスクトレイアイコンの右クリックで表示されるメニューから、ウイルスチェックやメールチェックなど、いくつかの操作を行える。「ぽち。パトロールしてきて!」を選択すると「悪玉ファイル簡易指名手配機能」により、WindowsフォルダとSystemフォルダを検索し、27種類のウイルスファイルの存在をチェックしてメッセージを表示する。「ぽち。メール何通入ってるか見てきて!」は簡易メールチェック機能で、指定メールボックス内のメール数を教えてくれるもの。
「ぽちを寝かせたり起こしたり」を命令すると、監視を一時停止し、再度選択すれば再開する。アイコンがフォルダ変更を示す「吠える」アイコンになっているときに「ぽちをなだめる:アイコンリセット」を命令すると、元のアイコンに戻る。
そのほかにも、メニューには「ぽちに餌を与える」「ぽちのうんちを片付ける」などがあり、特に実装された機能はないが、ダイアログを表示して楽しませてくれる。