町奉行の少年とお付きの少年忍者のコンビが、江戸の町に起こる難事件、怪事件を解決してゆく時代劇風RPG。「Miracle Peace」は、江戸時代──ただし、パラレルワールドにある、ちょっと奇妙な“もうひとつ”の江戸時代──を舞台にした和風RPG。主人公は、若年ながら町奉行を務める「龍巳」と、お付きの忍者「虎太郎」の二人の少年で、陰陽術や忍術を使っての妖魔との戦いあり、お白州でのお裁きありと、非常にユニークな内容になっている。
ゲームは、1日を前半の「RPGパート」、後半の「お裁きパート」で二分割し、これを交互に繰り返しながら進行してゆく。「RPGパート」はその名の通り、RPGではおなじみの、出会ったモンスターと戦ってレベルアップしながらマップ上を探索し、アイテムなどを入手するパート。後半の「お裁きパート」で必要になる証拠品などを集める重要なパートでもある。モンスター(妖魔)との戦いは、龍巳の陰陽術と虎太郎の忍術を使って行う。封魔札に妖魔を封じ込め(封魔)、あとで式神として召還することが可能だ。「RPGパート」には時間制限があり、江戸の城下と行き慣れた場所以外を捜査しているときは、移動するごとに残り時間が減り、これが0になると、その日の捜査は終了となり、「お裁きパート」に移行する。
「お裁きパート」は、捜査の結果をふまえて容疑者を裁くパート。容疑者の言い分をよく聞きながら、気になる部分で「取り消しキー」を押して「ツッコミ」を入れる。ツッコミが適切だったときは、画面上部の「T/Fゲージ」が「TRUE」側に振れ、不適切だと「FALSE」側に振れる。ゲージをTRUE側に振り切ることができれば、お裁きの終了。逆に、FALSE側に振り切れてしまうとゲームオーバーとなる。
どちらか一方にゲージが振り切れるか、もしくは捜査の期限が切れるまで、プレイヤーは「RPGパート」と「お裁きパート」を繰り返す。もちろん、期限内にお裁きに決着をつけられなければゲームオーバーだ。