夜の森を舞台に、ほのぼのとした童話的な雰囲気の中で楽しめるアクションゲーム。ステージ上のアイテムをすべて集めて、ガールフレンドに求愛することが目的。「森のフクロウ」は、プレイヤーキャラであるリスのムムが、フクロウの攻撃をかわしつつ、ガールフレンドのフフに求愛するという設定のミニアクションゲーム。制限時間100秒という短いプレイ時間の中で、森の中に置かれたすべてのフルーツを集め、フフを登場させることができれば、ハッピーエンドを迎えられる。
森の中に置かれたフルーツはぶどう、いちご、メロンなど、全部で5種類。プレイごとにランダムな位置に現れる。プレイヤーはムムを操作してこれらすべてを取ればよい。ムムは、ジャンプすることができるので、比較的低い位置にあるフルーツは自力で取ることができるが、ジャンプしても届かない高い位置のフルーツは自分の力では取ることができない。
ステージ上には、ムムのほかに、敵キャラの大きなフクロウが1羽。ふだんは木の上で眠そうにしているが、時々ムムの気配を感じたかのように舞い降りてきて、襲ってくる。フクロウに接触してしまうと、その時点で即ゲームオーバーになる。
ゲームのポイントは、「自力で取ることができない位置のフルーツをいかにして取るか」。フクロウを利用することで取れるようになるが、操作のタイミングは慣れるまでは難しい。
5種類のフルーツすべてを取ると、ステージにガールフレンドのフフが現れ、フフに接触することでハッピーエンドとなる。
非常にシンプルながら、キャラをはじめとした、かわいらしい感じのグラフィックが印象的。さらに、夜の森を表現したBGM、フルーツを取ったときの「こりゃうめぇ」や「ゲームオーバーなんだなぁ」といったサウンドが楽しい。