日々のできごとや健康状態などの記録のほか、履歴書の作成や、行動記録からの自分史作成を行うことのできる日記帳ソフト。「その日がどんな日だったか」という細かいものから、履歴書に載せる略歴のようなものまで、さまざまな情報を記録しておける。「セルフポートレイト-日記、自分史作成-」は、「日記の入力」と「自分史の作成」という二本の柱からなるソフトだ。日々のできごとや健康状態などを記録しておく、メインとなる日記機能と、日々の行動記録から自分史を作成する機能を備えている。そのほかにも夢日記や、個人情報(学歴/資格/家族構成など)といった履歴書に載せる情報の管理を行うことも可能だ。
その日の日記や詳細情報の入力はメイン画面である「DAILY」で行う。ここでは日記と夢日記のほかに、天気やその日の体重、体温、血圧の数値など、その日の健康状態を詳細に記録しておけるほか、「今日の一枚」として画像も登録できる。
「どんな日?」という項目では、「HAPPYDAY」や「BADDAY」など、その日の気分をプルダウンメニューから選べる。「天気」や「どんな日?」の表示には、好きな画像を設定することも可能だ。
日記とは別に、その日の行動をリスト形式で記録しておくこともできる。メイン画面右下にある「行動リスト」には、イベントの開始/終了時刻と種別、重要度などを書き込める。すべての記録の一覧表示や、特定の行動記録のキーワード検索に対応している。
行動リストの内容を重要度で分けて年代順に並べたものが「自分史」だ。「自分史」に登録したい項目を行動リストに登録しておけば、日々の記録が誕生時から時系列で一覧表示される。「自分史」は印刷することもできる。
行動リストに登録したデータは、重要度によって表示/非表示を切り替えられる。重要度は「自分史にのせたい」「できれば自分史」「普通」などの6段階から選択可能。人生の節目となるイベントは「自分史にのせたい」に登録し、買い物や仕事といったデータは「普通」などにしておけば、重要度によって自分史の内容を切り替えられる。
このほか、「履歴書」画面では、名前や生年月日、住所から学歴や職歴、資格、趣味、家族構成まで、履歴書作成に必要な情報を入力できる。罫線や項目名などを入れた履歴書の形式で、B4サイズの用紙に印刷することが可能だ。