フォルダを監視して、そこにファイルが作成されると指定のファイルを実行してくれるユーティリティ。「TimeTraveler」は、あらかじめ指定されたフォルダを定期的にチェックし、そこに特定の名前のファイルの存在を検出すると、指定のプログラムを自動的に実行するソフト。任意の1フォルダ内の複数のファイルを監視対象として指定できる。実行時に監視対象のファイルを削除するかどうかを選ぶこともできる。
監視対象とするファイル名と、監視フォルダにそのファイルがコピー、作成されたときに実行するファイルはセットで指定する。このセットは複数を登録することが可能。監視対象のファイルは、カンマで区切って複数のファイル名を指定したり、ワイルドカードを使って特定の文字列を含むファイル名すべてを対象としたりすることができる。
実行するファイルに指定できるのは、拡張子がexeまたはbatの2種類の形式(例えば、文書ファイルを指定しておき、関連付けにもとづいてファイルを開くといったことはできない)。
監視の開始と終了はユーザがボタンクリックで行う。「TimeTraveler」の起動時に「/A」オプションを付けることで、監視を開始した状態で起動する。
オプション設定では、フォルダを監視するタイミングを秒単位で指定できる(初期設定では60秒)。そのほか、指定のプログラムを実行後、監視対象に指定したファイルを自動的に削除するかどうかを設定することができる。