インターネット上で提供されている天気予報データを取り込み、これをパソコン画面に表示する天気予報表示ソフト。1時間おきにデータを自動更新する機能を備えており、常に最新の情報を表示しておくことができる。「TWeather」は、日本気象協会が公開している天気予報データ(防災気象情報)を取得して、天気予報情報を見やすい画面で表示してくれるソフト。日本国内を、日本気象協会の分類による7地域58都市に分類し、その都市ごとに週間天気予報データを取得して表示する。データは全地域のものを一括で取得することも可能だ。
表示されるのは、当日以降の1週間分の天気、降水確率、最高気温/最低気温などで、それぞれの日の天気は、太陽(晴れ)、雲(曇り)といった、「TWeather」が内部に持っている画像データを使って表示される。「TWeather」では、気象協会の提供するデータのうち、テキストデータのみを取得し、これをもとに天気予報の表示を行うため、Webブラウザを使って気象協会などのページにアクセスするよりも高速に表示を行える。一度取得したデータは「TWeather」の内部にキャッシュされるため、インターネットに接続していないオフラインの状態でも表示することができる。全地域のデータを一括で取得しておき、オフラインで各地域の予報を見て回るといった使い方もできる。
データは、そのつど手動で取得するほかにも、1時間ごとに自動的にデータを取得することも可能。5分単位で毎時何分に再取得を行うか、の設定もできる。自動的にダイヤルアップ接続する機能はないが、取得を開始/終了する際に外部プログラムを実行する機能があるので、他のソフトと組み合わせてダイヤルアップの接続/切断を行わせることは可能だ。
そのほか、天気図や「ひまわり」の画像など、特定URLの画像を表示する機能、この画像を壁紙に設定する機能がある。取得したデータをクリップボードにコピーすることが可能で、CSV形式でのコピーも選択できる。