「こそっとモード」という1行編集モードを持っているのが特徴のテキストエディタ。ホットキーで瞬時にこそっとモードに切り替えられるので、他人に気づかれずに文書の作成・編集が行えるのが特徴。検索・置換、折り返し文字数の指定など、テキストエディタとして基本的な機能は備えている。こそっとエディタには、テキストエディタとしてごく一般的な外観のスクリーンモードのほかに、ウィンドウが画面端に移動して1行分の枠となり、カレントの1行だけを表示する「こそっとモード」というモードが用意されている。こそっとモードとスクリーンモードの切り替えは【Ctrl】+【M】キーまたはメニューから行える。こそっとモードでは、ウィンドウの右クリックでコンテキストメニューが表示され、ここからもスクリーンモードへ切り替えられるほか、各種設定などを行える。
テキストエディタとしては、検索・置換、折り返し文字数の指定、マークジャンプ、ファイルヒストリ、フォントの種類/サイズ/色変更、背景色変更といった基本的な機能を備えている。こそっとモード時でもこれらの機能がすべて使用できるほか、テキスト全体での位置がわかるよう、チップヘルプで「×行目:×文字目」と表示される。
こそっとモード時のウィンドウの長さは、任意のサイズに調節することができる。出現位置もメニューまたは環境設定から(画面)上/下/左上/左下/右上/右下にすばやく再配置することが可能だ。環境設定ではそのほかにも、スクリーンモード時にタイトルバーの「こそっとエディタ」の文字を消す、スクリーンモード時の前回起動時のウィンドウサイズ/表示位置を復元する、起動時からこそっとモードで開く、などを指定できる。