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	ベクターソフトニュース - 2000.03.08

	ぺっぱらす　Ver.1.00 数字の合計でブロックを消す、深く燃えるアクションパズルゲーム ■Windows 98/95　■フリーソフト

	■合計が12になるように最下段のブロックを選択する 横に5個並んだ数字の中から特定の組み合わせを選択して消してゆくアクションパズルゲーム。 5×8のマス目が並んだプレイ画面は、テトリスなどのような「落ち物」系のゲーム風。時間の経過とともに次々と降ってくるブロックを、最上段まで積み上がらないうちに消してゆかねばならないのも落ち物ゲームと同様だが、ぺっぱらすではブロックを消すルールが一風変わっている。通常の「落ち物」のように形や色が揃ったら自動的にブロックが消えるわけではなく、横に並んだブロックを見て、どの組み合わせで消すのかをユーザが直接指定するのだ。 ゲームフィールドには「2」から「6」（ゲームのアクセントとして「7」が出現することもある）までの数字の書かれたブロックが1回につき5個ずつ、横一列に降ってくる。これを、数字の合計がちょうど12になるように選んで消してゆく。ただし、選択できるのは最下段にあるものだけ。【Z】【X】【C】【V】【B】のキーが最下段の5個のマス目に対応しており、消したいブロックをすばやく指定できる。指定したブロックの合計が12になると、ブロックが消え、得点が入るという仕組み。得点は、基礎点×役の倍率で決まる。基礎点は最初10点からはじまり、ミスをせずに連続して消すたびに10点ずつ増えてゆく。役は、例えば「4」「4」「4」とか「3」「3」「3」「3」のように、消したときのブロックの組み合わせによって5種類が設定されている。 指定するブロックを間違えなどで合計が12にならなかった場合は「キャンセル」扱いとなり、そのブロックがいったん消え、再び上から降ってくる。5個の合計がどうしても12にならない場合はあえてキャンセルを選ぶしかないが、キャンセルをするとペナルティがあるので、常に上の段の数字も気に留めて、なるべくキャンセルが出ないように注意する必要がある。 ゲームモードとして用意されているのは「Endless」「Mission」「Puzzle」「Combo」の4種類。Endless Modeはぺっぱらすの基本といえるモードで、ゲームオーバーにならない限りずっと続けることができる。Mission Modeは、例えば指定回数ブロックを消すなど、各面ごとに出される指令をクリアしてゆくモード（オマケとして「裏ミッション」も隠されているようなのだ）。Endless、Missionの二つのモードには、次にブロックが落ちてくるまでの制限時間が設けられており、プレイの進行にしたがって落下の間隔がどんどんと短くなってゆく。Puzzle Modeは、最初に並んでいるブロックをじっくり考えて消してゆくモードで、アクション性のない詰め将棋のような感じ。Combo Modeは、連続消しをどこまで伸ばせるかを競うモードで難易度が非常に高いため、Puzzle Modeで10,000点以上取らないとプレイできないようになっている。 ●

	数字を使ったパズルゲームにアクション性の要素をプラスした非常におもしろいゲーム。数字を使っているため、一見面倒くさそうでとっつきにくいかもしれないが、実際にプレイしてみるとルールも簡単で操作性もよく、やればやるほどアツくなってくる深みのあるゲームだ。 消せるパターンは限られているので、慣れないうちはともかく、しばらくプレイしていればパターンを全部覚えてしまい、あとは反射的に消せるようになる。つまり暗算能力も実は必要ないといってよい。 ともかく何回かプレイしていれば必ずハマること請けあい。ぜひ、試してみてほしい。 （秋山 俊） 《スクリーンショット》　Mission 3の画面。22224か22233を指定回数消さなくてはいけない 《スクリーンショット》　時間制限はないが、消す順番が非常に難しいPuzzle Mode 《スクリーンショット》　オプション設定画面。ブロックの画像やBGMは好みに応じて変更できる 【作　者】 Effect　さん 【作者のホームページ】 http://www2s.biglobe.ne.jp/~effect/ 【動作に必要なソフト】 VCL40.BPL（C++Builderランタイム）

	■ソフトを開発しようと思った動機、背景 今までPC-9800用ゲームを作っていましたが、Windows用はこれが最初です。そういうわけで、Windowsでの開発に慣れるために、ルールをできるだけシンプルにしました。だんだん複雑化していくゲームが多いですが、それに対するアンチテーゼ、なんて言うとカッコイイかもしれません(^^;。 ■開発中に苦労した点 Windowsソフトは初めてだったので、すべてが難しかったです(^^;。ゲームなので特に操作性や処理速度が重要ですが、なかなか納得できる状態にならなくて苦労しました。でも、一番の苦労はゲームのおもしろさが他人に伝わりにくいことです。もしも「おもしろいです」という一通のメールがなければ、開発を途中で投げ出していたかもしれません(^^;。 ■ユーザにお勧めする使い方 ゲームですから、ひたすら遊んでください。多少トッツキにくいところがありますが、慣れればなんとかなりますので、見捨てないでください(^^;。初心者の場合は、Missionモードで練習をしながら消し方を覚えていけば、だんだん上達していきます。 ■今後のバージョンアップ予定 現バージョンで、ほぼ完成しています。バージョンアップがあるとしても、細かい修正などになると思います。 ■その他 作者のWebページ 上で、参加企画を実施中です。モード別で得点を競うスコアアタックや差し換え用画像なども受け付けています。気軽に参加してください(^^)。 （Effect）
	上で紹介したソフト（およびその関連ソフト）のソフト詳細ページにジャンプします。ソフト詳細ページからリンクされたダウンロードページでソフトをダウンロードできます。ソフト詳細ページには、作者データページへのリンクもあります。 ぺっぱらす 1.10　Choice! Erase! Tactics! アクションパズル　(436K)

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