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ソフト詳細説明

　数年前，実験データのフロッピーディスクへのバックアップ用に作成したDOS版分割コピーツール，COPY3はソフトウェアの巨大化，ネットワークの発達により，予想外の利用がありました。
　今回，COPY3をWindows95専用ツールとして作り直し，ロングファイル名に対応し，パス指定を便利にする機能等を加えたCOPY32.EXEを作りました。
　指定した転送元ファイル(ワイルドカード可)を転送先フォルダにコピーしてゆき，転送先ディスク残り容量がファイルサイズよりも小さくなった時点で分割コピーします。大きなファイルが複数個存在しているような場合にも，順番に分割していきます。MOディスク等の大容量メディアも使用できます。
　結合は，順番に分割コピーディスクを入れ替えていけばよく，複数ファイルが分割コピーされていても簡単に復元できます。

　スクリプトファイルによる実行もサポートし，エディタでコピー処理を記述したスクリプトファイルを作成しておくことにより，複数のファイルコピー処理がバッチ処理できるようになり，複数ディレクトリにわたる定型的なコピー作業が簡単に行なえます。
　また，スクリプトファイル(拡張子.C32)のCOPY32.EXEへの関連付けをレジストリに対して行なうツールCOPY32RG.EXEを同梱しました。

　コピー先フォルダが存在しない場合には，複数階層であっても，自動作成します。また，分割コピー，結合コピー時にも，通常コピー時と同様にフォルダの自動作成を行ないます。これにより，分割コピーのファイル管理をフォルダ単位で容易に行なえます。

動作環境