fvibsim2.lzh ( Filesize: 11,107 )
ばね−質量よりなる2自由度強制振動をシミュレイションします。
正弦波加振力がある場合の2自由度振動系の定常状態を表現しています。
2自由度振動系における6つの緒量
(1)上部質量,上部ばね定数で定まる固有振動数 ωu=sqrt(k2/m2)
(2)上部粘性減衰係数 ζu=c2/(2ωu)
(3)下部質量,下部ばね定数で定まる固有振動数 ωL
(4)下部粘性減衰係数 ζL=c1/(2ωL)
(5)上部質量,下部質量の比 m2/m1
(6)加振周波数 ω
を定めた時の2自由度振動系の2つの固有振動数(ωn1,ωn2)を求め,上部に表示しています。
外力の与え方は
(1)質量に外力を与えた加振
(2)基盤を変位させた加振
です。
下部質量への力による加振の場合は,加振力の様子は下部質量部に伸び縮みする三角形で表わされています。
設定により動吸振器の動作をシミュレイションできます。
例えば
ωu=2.4 ζu=0.01 ωL=2.0 ζL=0.1 としてωを変化させると,ω=2.4付近で下部質量の変位が小さくなるのがわかります。これは動吸振器の原理です。
ソフト名: | KSK FVibSim2 |
---|---|
動作OS: | Windows 2000/98/95 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 小坂 敏文 |