cdsdstd2.lzh ( Filesize: 54,495 )
MS-DOSでCD-ROMドライブを使用するにはマイクロソフトCD-ROMエクステンション(MSCDEX.EXE)および、CD-ROMドライバーが必要です。
CD-ROMの場合、ファイル構造がMS-DOSのものとは大きく異なりますので、MS-DOSのカーネル(MSDOS.SYS)にネットワーク・リダイレクタというファイルに関する拡張を行います。これを行うのがMSCDEX.EXEの役割です。
MSCDEX.EXEはMS-DOS汎用プログラムですので機種依存がありません。ただし、ネットワーク・リダイレクタ・インターフェイスの必要ですのでサポートが行われたMS-DOS V3.1以降のバージョンでのみ動作します。
CD-ROMのファイル構造は何種類かあるのですが、このMSCDEX.EXEが読み取れるフォーマットはISO-9660規格のもの、およびそのベースになったハイシェアラ・フォーマットです。
また、ファイル構造とは別に最近のCD-ROMの場合物理フォーマットが数種類あります。
さて、MSCDEX.EXEが実際にデータを読みこむには、その下位プログラムであるデバイス・ドライバーが実際のデータの読み出しを行います。
その為、デバイス・ドライバーは実際のCD-ROMドライブの制御手順に添った形で作成されますのですが、このモード2のサポートなどはドライブの機能によって実現します。
このフロッピー・ディスクに収められているものは、このMSCDEX.EXEおよびSCSIインターフェイス用のCD-ROMドライバーです。
ソフト名: | CD-SD STD |
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動作OS: | MS-DOS |
機種: | 汎用 |
種類: | その他 |
作者: | 宇野沢 成夫 |