am35h_fm.lzh ( Filesize: 292,227 )
?「出力」「時間」「カウンタ」「飛べ」「入力」の5種類の日本語命令だけで書
かれているので読み易い。
?使いたい命令のファンクションキーを押して、→←↑↓キーで選んで、リタ
ーンキーで確定するという簡単な操作で、文字キーはいっさい使わず、プログ
ラムをつくることができる。
?出力として、プリンターインターフェースを介して8つのリレーをON、
OFFすることができ、入力としては、A/Dコンバータを使えば、センサー
の値を入力、なければON、OFF信号を1つ入力としてとることができる。
具体的には次のようなプログラムになります。
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1:出力 1 ON
2:時間 5 秒
3:出力 1 OFF
4:時間 5 秒
5:飛べ 1 行へ
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このプログラムは、5秒おきにリレーの1番をON、OFFします。↑↓キ
ーで選ぶだけですので、全くコンピュータに触ったことのない生徒でも1時間
も操作させれば、自在にプログラミングできるようになってしまうほどです。
BASICなどのプログラミング学習を行うと、その生徒のつまずきのほと
んど大半は、シンタックスエラーと呼ばれる、「;」が「:」になっていたり
するような、単なる入力ミスです。オートマ君では、あらかじめ用意された命
令の中から自分の使いたい命令を選ぶだけなので、このシンタックスエラーが
全く起こりません。自動化の動きを計画して、プログラムをつくり、実際に動
きを確かめるといった操作のなかで、子ども達は本当の意味でのプログラムミ
ス(ロジックミス)をみつけ、修正していき、目的どおりの動きを実現させる
ことができます。
プログラムの実行時には、リレーだけでなく、画面にも出力信号がシュミレ
ーション表示され、さらに、その時に実行している命令の行が赤く示されるの
で、プログラムの働きを理解しやすく、プログラムミスも発見しやすいように
配慮しました。
自動化のために特化されていない言語では、実行を途中で止めることが難し
いですし、特化されているものでも、命令が特定の自動化対象教具を自動化す
るための専用のものになっていることが多いようです。オートマ君では、エス
ケープキーを押せばどんな場面でも実行や命令選択を中止することができます。
ソフト名: | オートマ君 FM |
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動作OS: | MS-DOS |
機種: | FM |
種類: | フリーソフト |
作者: | 川俣 純 村松 浩幸 |