mlxmm209.lzh ( Filesize: 13,721 )
MMLのことは御存知だと思います。
C8R8D8R8E2G8E8C4D4
こんなふうにMIDIデータを打ち込みできると早いですね。でも、MMLでは
重音を記述することはできません。そこで
(CG>EB)4.(CG>EA)8(CG>EA)8R4(CG>EA)8^|(CG>EA)4
重音をこんなふうに記述できると便利ですね。これで、少なくともひとつのトラック
への入力はMMLで記述することができます。
こんなふうに記述したトラックデータを
60 0 63 64 C 4
67 0 63 64 G 4
76 0 63 64 E 5
83 72 63 64 B 5
60 0 21 64 C 4
67 0 21 64 G 4
76 0 21 64 E 5
81 24 21 64 A 5
60 0 21 64 C 4
67 0 21 64 G 4
76 0 21 64 E 5
81 24 21 64 A 5
0 48 0 0 PAUSE
60 0 27 64 C 4
67 0 27 64 G 4
76 0 27 64 E 5
81 24 27 64 A 5
BAR 2
60 0 42 64 C 4
67 0 42 64 G 4
76 0 42 64 E 5
81 48 42 64 A 5
こういう形式に展開して流通させると便利なのではないかと考えました。これは
いわゆるステップ入力の形式で、キーナンバー、ステップタイム、ゲートタイム、
ベロシティの順に数字が並んでいます。この形式を仮にMLX形式と呼ぶことにし
ます。
MLX形式は
使い慣れたエディタで入力することができる。
テキスト形式なのでSED、AWKほかのツールでいろいろな処理が可能。
MIDIスタンダードのようにMIDIイベントに展開する必要がない
ので各種シーケンサのフォーマットとの変換が簡単(だろう、と推測)。
MIDIの流通のためにはMIDIスタンダードという規格がありますが、MLX
形式はトラック情報の管理機能を持たせればMIDIスタンダード(フォーマット1)
と互換性を持たせることができます。これは今後の課題とします(今は対応しないと
言うこと)。
で、取り敢えずMML=>MLXコンバータとMLX=>マイクロミュージシャン2
(以下MM2と略)のコンバータを作ってみました。後者の出力はMM2のトラック
データ読み込み機能で読み込むことができます。
ソフト名: | MLX→MM2 コンバータ |
---|---|
動作OS: | MS-DOS |
機種: | PC-98 |
種類: | フリーソフト |
作者: | chachamaru |