高コレステロール血症の診断 0.1

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ソフト詳細説明

 今回は、日本動脈硬化化学会高脂血症診療ガイドライン検討委員会1998の発表資料を基に高コレステロール血症の看護数式の診断を試作しました。これまで診療所からいただく一般の血液検査表には総コレステロール、HDLコレステロール(善玉)、トリグリセライド(中性脂肪)の検査値はフィードバックされます。
 この3つの項目の基準参考値から高脂血症にならないチェックをして、動脈硬化を予防し、心筋梗塞や狭心症などの発症を抑えている方の数は多く、日本では、この10年間に癌死の次に動脈硬化で亡くなる方が増加しています。これは日本人の食生活の最近までの変化である動物性蛋白質の摂取が増えたのが原因しているといわれま
 す。
 高脂血症は、血液の中の脂肪が多い状態をいいます。今回看護数式ソフトに取り上げた「高コレステロール血症」と「高トリグリセライド(中性脂肪)血症」の2つがありますが、最近の健康診断などにおいて異常を告げられるものとして「高コレステロールが高い」と指摘される方が断然多く、これが10年前の約2倍増加の傾向になっています。動脈硬化の危険因子としてよく知られているものに、高血圧、喫煙、肥
 満、
 ストレス、対糖能異常などがあります。これらのうちで複数が関与していますと、リスクは更に高くなります。血液中のコレステロールが高くなるのは、コレステロールを外に運び出すHDLの善玉コレステロールと血液や細胞にコレステロールを運び込むLDLの悪玉コレステロールのバランスが、LDLがHDLより多いと血液中のコレステロールが高くなり、高くなる程度が大きいと血管を詰まらせ、重大な病気の発症となりま
 す。
 今回の診断プログラムをまとめているうちに気づいた点は、高コレステロール血症と診断されても、すぐさま薬物療法の適用でなく、食事療法、運動療法、生活改善の適用が治療案内される予防医学の別の方法にあるのを印象を深く感じ取りました。

動作環境

高コレステロール血症の診断の対応動作環境
ソフト名:高コレステロール血症の診断
動作OS:Windows 98/95
機種:汎用
種類:フリーソフト
作者: 原 系之助